真夜中の仕出し屋さん~料理上手な狛犬様と暮らすことになりました~

「結婚するか、化け物屋敷を管理するか」

仕事を辞めた私に、父は二つの選択肢を迫った。

料亭『吉浪』に働いて六年。
挫折し、料理を作れなくなってしまった――

結婚を断り、私が選んだのは、化け物屋敷と父が呼ぶ、亡くなった祖父の家へ行くことだった。
祖父が亡くなって、店は閉まっているはずだったけれど、なぜか店は開いていて――

初出:2024.5.10~
※他サイト様に投稿したものを大幅改稿しております。
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