あなたにおすすめの小説

私を棄てて選んだその妹ですが、継母の私生児なので持参金ないんです。今更ぐだぐだ言われても、私、他人なので。 表紙

私を棄てて選んだその妹ですが、継母の私生児なので持参金ないんです。今更ぐだぐだ言われても、私、他人なので。

「やったわ! 私がお姉様に勝てるなんて奇跡よ!!」 妹のパンジーに悪気はない。この子は継母の連れ子。父親が誰かはわからない。 でも、父はそれでいいと思っていた。 母は早くに病死してしまったし、今ここに愛があれば、パンジーの出自は問わないと。 同等の教育、平等の愛。私たちは、血は繋がらずとも、まあ悪くない姉妹だった。 この日までは。 「すまないね、ラモーナ。僕はパンジーを愛してしまったんだ」 婚約者ジェフリーに棄てられた。 父はパンジーの結婚を許した。但し、心を凍らせて。 「どういう事だい!? なぜ持参金が出ないんだよ!!」 「その子はお父様の実子ではないと、あなたも承知の上でしょう?」 「なんて無礼なんだ! 君たち親子は破滅だ!!」 2ヶ月後、私は王立図書館でひとりの男性と出会った。 王様より科学の研究を任された侯爵令息シオドリック・ダッシュウッド博士。 「ラモーナ・スコールズ。私の妻になってほしい」 運命の恋だった。 ================================= (他エブリスタ様に投稿・エブリスタ様にて佳作受賞作品)
恋愛 完結 短編
文字数 27,679
【完結】お父様に愛されなかった私を叔父様が連れ出してくれました。~お母様からお父様への最後のラブレター~ 表紙

【完結】お父様に愛されなかった私を叔父様が連れ出してくれました。~お母様からお父様への最後のラブレター~

「エリミヤ。私の所に来るかい?」 母の弟であるバンス子爵の言葉に私は泣きながら頷いた。 愛人宅に住み屋敷に帰らない父。 生前母は、そんな父と結婚出来て幸せだったと言った。 私には母の言葉が理解出来なかった。
恋愛 完結 ショートショート
文字数 6,206
【完】お義母様そんなに嫁がお嫌いですか?でも安心してください、もう会う事はありませんから 表紙

【完】お義母様そんなに嫁がお嫌いですか?でも安心してください、もう会う事はありませんから

見初められ伯爵夫人となった元子爵令嬢のアニカは、夫のフィリベルトの義母に嫌われており、嫌がらせを受ける日々。 そんな中、義父の誕生日を祝うため、とびきりのプレゼントを用意する。 しかし、義母と二人きりになった時、事件は起こった……。
恋愛 完結 ショートショート
文字数 2,955
元旦那と去った妹が3年ぶりに現れ、私の現旦那を取ろうとしたので激怒しました 表紙

元旦那と去った妹が3年ぶりに現れ、私の現旦那を取ろうとしたので激怒しました

妹のクラリセンダに夫のペルディアンを略奪され、身一つで家を追い出されたエルゼビエッタ。 絶望の淵にあった彼女を救い、後妻として迎えてくれたのは、社交界で「氷血の怪物」と恐れられるヴァルテマル公爵だった。 周囲の懸念をよそに、ヴァルテマルはエルゼビエッタを慈しみ、彼女もまた夫の不器用な優しさに触れて深い愛情を育み、穏やかな幸福を掴んでいた。それから3年。 贅沢三昧で家を破綻させ、泥水のような生活に落ちぶれた妹と元旦那が、あろうことかエルゼビエッタの前に現れる。  豪奢な公爵邸と美貌の公爵を目にした妹は、「姉のものは私のもの」「その旦那様も私に寄越しなさいよ」と、再び厚顔無恥な略奪を仕掛けてきた。かつては理不尽に耐え、ただ涙を流して去ったエルゼビエッタだったが、心から愛する夫を愚弄された瞬間、胸の奥で冷たい怒りの炎が燃え上がる。 「二度と、私の大切な人を奪わせはしない」 温厚だった妻の苛烈な覚醒と、妻を溺愛する公爵の徹底的な庇護のもと、浅ましい侵入者たちへの無慈悲な断罪劇が幕を開ける。
恋愛 完結 短編 R15
文字数 81,059
「先に寝ていていい」と言われたので、夫の帰りを待つのをやめました 表紙

「先に寝ていていい」と言われたので、夫の帰りを待つのをやめました

王宮勤めの夫は、帰宅が遅い。 私はいつも居間で本を読みながら夫を待ち、帰ってきた彼と少しだけ話をしてから眠る。それが、いつの間にか毎日の習慣になっていた。 けれど、ある晩、 「君まで付き合う必要はない。先に寝ていていい」 夫にそう言われた。 確かに、私が起きて待っている必要などない。食事も湯も、使用人たちがきちんと用意してくれる。 だから、その日から私は夫の言葉どおり、先に休むことにした。 ただそれだけのことだったはずなのに、夫の様子が少しずつおかしくなっていく。
恋愛 完結 短編
文字数 9,867
豊穣の巫女と断罪劇 表紙

豊穣の巫女と断罪劇

五十年に一度生まれる「豊穣の巫女」——それが、リスティア・メルティスの隠された真実だった。 巫女の幸せの感情を糧に輝く神器「聖環の宝玉」は、豊穣の恩恵を与えている。 しかし巫女は十七歳になるまで、その身分を明かすことも、生まれた土地を離れることも許されない。 リスティアは十七年間、誰にも言えない秘密を胸に抱えたまま、ただ清らかに生きてきた。 十七歳になった年の卒業パーティの夜。 今夜こそすべてが明かされる——そう信じていたリスティアを待っていたのは、祝福ではなく断罪だった。 婚約者のボルガンは冤罪を突きつけ、公衆の面前で婚約破棄を宣言する。 親友のミルーシェは裏切りの笑顔を向け、隣に並んだ。誰も助けない。誰も信じない。 十年間共に過ごした日々は、最初から偽りだったのか。 その絶望の瞬間、遠く王宮では神器が音もなく漆黒に染まっていった——。 やがて明らかになる、事実とは——。 ※転載、翻訳禁止です。 ※小説になろう、カクヨムにも掲載しています。
恋愛 完結 短編
文字数 8,797
皆さん勘違いなさっているようですが、この家の当主はわたしです。 表紙

皆さん勘違いなさっているようですが、この家の当主はわたしです。

侯爵家の後継者であるリアーネは父親に呼びされる。 「次期当主はエリザベスにしようと思う」 父親は腹違いの姉であるエリザベスを次期当主に指名してきた。理由はリアーネの婚約者であるリンハルトがエリザベスと結婚するから。 リンハルトは侯爵家に婿に入ることになっていた。 「エリザベスとリンハルト殿が一緒になりたいそうだ。エリザベスはちょうど適齢期だし、二人が思い合っているなら結婚させたい。急に婚約者がいなくなってリアーネも不安だろうが、適齢期までまだ時間はある。お前にふさわしい結婚相手を見つけるから安心しなさい。エリザベスの結婚が決まったのだ。こんなにめでたいことはないだろう?」 破談になってめでたいことなんてないと思いますけど?  婚約破棄になるのは構いませんが、この家を渡すつもりはありません。
恋愛 完結 短編
文字数 44,804
「病弱な妹に婚約者を譲れ」と言われたので譲った結果、実家は破滅したようです 表紙

「病弱な妹に婚約者を譲れ」と言われたので譲った結果、実家は破滅したようです

「マリアベル。君との婚約を棄させてほしい。……いや、正式には、僕の婚約者を、ルサルカに変更することに、君の同意をもらいたい」 部屋の空気が、ぴたりと止まる。 妹のルサルカは、ジュリアンの肩に顔を寄せ、可憐に震えてみせた。 「お姉様、ごめんなさい……。でも、私、ジュリアン様なしでは生きていけないの。ジュリアン様も、私を愛してくださって……。お姉様には、ハルデン侯爵夫人の座は重すぎると、ジュリアン様もおっしゃって……」 「お前には、長女としての義務がある。ルサルカの幸せを第一に考えるのが、お前の役目だ。ジュリアン殿は、我が家にとっても最高の婿殿となる。あの子の身体のことも考慮し、ハルデン家が全面的にサポートしてくれると約束してくださったのだ。お前は一歩引き、妹の門出を祝うのが筋というものだ」 (祝う……?) 私の婚約者を奪い、私の名誉を泥に塗れさせ、その上で、笑顔で祝福しろと言うのか。 この瞬間、マリアベルの心は決まった。
恋愛 完結 短編
文字数 59,747