政略結婚で王妃になりまして、ダブル不倫になりました。
私こと公爵令嬢クレリア・ムゼッティはマンフレード王国からやってきた。
ダルベルト王国オズヴァルド2世の妃として。
でも……迎えに来ているはずの国王が、いない。
マンフレード王国に私を迎えに来た使者イーヴォ公爵も、真っ蒼。
「クレリア嬢、もうしばらくお待ちを。国王は間もなく参ります!」
「え、ええ……そうよね!」
はたして、国王はやってきた。
愛妾マグダ・ロヴェーレを伴って。
「オズヴァルド! 妃を迎えに来てるんだぞ!?」
「オズヴァルドの御妃様にどうしてもご挨拶したくって、ホホホ」
絶句。
そして夫になる国王オズヴァルドは、少年のような笑顔で言った。
「クレリア、僕らは国王と王妃だ。永遠の絆のため、親友になろう」
「はい?」
どういう事???
「クレリア、私がついています。共に国の厄災マグダ・ロヴェーレを倒しましょう!」
「えっ!? イーヴォ公爵!?」
んーっと。どういう事?????
ダルベルト王国オズヴァルド2世の妃として。
でも……迎えに来ているはずの国王が、いない。
マンフレード王国に私を迎えに来た使者イーヴォ公爵も、真っ蒼。
「クレリア嬢、もうしばらくお待ちを。国王は間もなく参ります!」
「え、ええ……そうよね!」
はたして、国王はやってきた。
愛妾マグダ・ロヴェーレを伴って。
「オズヴァルド! 妃を迎えに来てるんだぞ!?」
「オズヴァルドの御妃様にどうしてもご挨拶したくって、ホホホ」
絶句。
そして夫になる国王オズヴァルドは、少年のような笑顔で言った。
「クレリア、僕らは国王と王妃だ。永遠の絆のため、親友になろう」
「はい?」
どういう事???
「クレリア、私がついています。共に国の厄災マグダ・ロヴェーレを倒しましょう!」
「えっ!? イーヴォ公爵!?」
んーっと。どういう事?????