俺は妹が見ていた世界を見ることはできない
妹が残された僅かな時間の中で書き残したその本は、十年経った今も書店の棚に並んでいる。
恋愛ものでもなければ、推理ものでもない。流行りの異世界ものでもない。ヒーローもヒロインも登場しない。
変わらない日常を淡々と描いた、目立たない内容。
血の繋がらない者同士が惹かれるように、少しノスタルジックな喫茶店に集まり家族になるお話。
ありきたりな話だけど、読者からはとても愛されている。
なんでも、読み終わった後、灰色の世界が色付いた世界に見えるらしい。そう、SNSにコメントが書かれていた。
俺は何回も読む。だけど、俺の世界はずっと灰色のままだ。
俺は親友と妹の願いを少しでも叶えるために、灰色の世界を生き続ける。
妹と親友が最後に過ごしたこの地で。
一度でいい、妹が見ていた世界を見たいと願いながらーー
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なんでも、読み終わった後、灰色の世界が色付いた世界に見えるらしい。そう、SNSにコメントが書かれていた。
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悲しいお話ですがそれぞれの幸せを納得していきましたね。でも本当の最期はどうだったでしょう…
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
重ねて、感想ありがとうございました。
一葉の最後を詳しく描くべきか考えたのですが、あえてぼかしました。私の主観を入れ込み過ぎるような気がして。作者なのにおかしな話ですね。ただ、伝えたいことは伝えられたと思います。
これからも、頑張って書いていきますね。
最後に、暖かかったり寒なかったりと、気温差が激しいようですが、体調を崩さぬようお過ごし下さい。
感想ありがとうございます。
この作品は初めてのライト文芸で、私自身、色々な思い込みがある作品です。完全にフィクションですが、一葉に私が投影している部分もあります。色々悩んでいたのを、書きながら解消し、消化している感じですね。
私の拙い文章が、少しでも慰めになって頂けたのなら、とても嬉しいです。
これからも頑張って書いていきますね。
このお話に巡り会えた事を幸せに思います。
毎日更新楽しみにしています。暑い日々のお身体ご自愛くださいね!
数多くある小説の中から、選んで頂きありがとうございますm(_ _)m
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