屋敷 小説一覧

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朧月の事件簿 ― 月は何も言わない

骨董品の鑑賞会が行われる旧家・西園寺邸。 結婚詐欺師として生きてきた大塚祐介は、かつての因縁を持つ骨董品詐欺師の田辺に同行し、その場に立ち会う。 祐介はテクニックがすごい詐欺師でもない。ただ、芸能人並みに顔がいい。祐介は騙しはしない。 屋敷には人が揃っている。 だが、確認されない異変が積み重なり、やがて使用人の一人が倒れているのが見つかる。 誰も騒がない。 誰も確かめない。 警察も呼ばれない。 祐介は語らず、判断せず、ただ配置と沈黙を見続ける。 言葉にされない違和感と、確定を避け続ける人間たちの選択が、静かに事件の輪郭を浮かび上がらせていく。 これは、真実を暴く物語ではない。 「なぜ、誰も確定しなかったのか」を描く、沈黙のミステリー。
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少年の箱庭

わたし『御浜《みはま》小雪《こゆき》』は小学5年生。 そんなわたしはいつも一人で本を読んでいる事が多くて友達は多くない。でも、わたしには一人だけ仲の良い友達がいる。 それが『中野《なかの》未空《みく》ちゃん』なんだけど、とってもこわーい話が好き。でも、話を聞いたりドラマとか映画は好きでもお化けやしきとかは苦手。後、勉強も……。 そんなある日。外で遊んでいたら突然大雨になっちゃってかさを持っていないわたしたちは近くの大きなおやしきで少しの間だけ外で雨宿りをさせて思っていたのだけど? これはひょんな事からおやしきのひみつを知ってしまった私たちの物語――。
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