捕物帳小説一覧

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江戸・浅草の路地裏を恐怖に陥れる連続殺人鬼「幽霊切り」。被害者は若い女性ばかり七人、いずれも首を斬られ「幽霊になれ」という不気味な紙片が残される。町同心・山本半蔵が事件を追う中、八人目の犠牲者として駕籠かきの娘・お糸が発見される。しかし、半蔵は現場に微かな違和感を覚え、お糸の着物から「油問屋、子の刻」という謎のメモを見つけ出す。刻限迫る中、指定の場所へ踏み込んだ半蔵が目にしたのは、死んだはずのお糸の姿だった!「本当の犯人は…」彼女の口から語られる衝撃の真実とは? 意外な犯人の正体、そして事件の裏に隠された、許されざる権力の闇。ベテラン同心・半蔵が、江戸の夜を裂き、悲しき事件の真相に迫る、手に汗握る時代ミステリー!
文字数 10,945
最終更新日 2025.05.29
登録日 2025.05.25
定廻り同心、朝倉文四郎は、姉から赤子を預けられ、育てることになってしまった。肝心の姉は行方知れずで、詳しいことはわからない。
与力の家に、姉が連れてきた貰い乳の女がいて、その女の赤子の行方を追うが、若い侍によって、証拠が消されてしまう。
それでも目付の働きによって赤子を取り戻した夜、襲われていた姉を助け、話を聞き、赤子の父親を知る。
※人情物ではありません。
同心vs目付vs?の三つ巴バトル
登場人物はすべて架空の人物です。
文字数 35,729
最終更新日 2025.03.08
登録日 2024.10.21
八代将軍徳川吉宗の時代、服部文蔵という武士がいた。
服部という名ではあるが有名な服部半蔵の血筋とは一切関係が無く、本人も忍者ではない。だが、とある事件での活躍で有名になり、江戸中から忍者と話題になり、評判を聞きつけた町奉行から同心として採用される事になる。
忍者同心の誕生である。
だが、忍者ではない文蔵が忍者と呼ばれる事を、伊賀、甲賀忍者の末裔たちが面白く思わず、事あるごとに文蔵に喧嘩を仕掛けて来る事に。
それに、江戸を騒がす数々の事件が起き、どうやら文蔵の過去と関りが……
文字数 129,770
最終更新日 2024.06.01
登録日 2024.05.01
八代将軍徳川吉宗の治世において、女奉行所が設置される事になった。
享保の改革の一環として吉宗が大奥の人員を削減しようとした際、それに協力する代わりとして大奥を去る美女を中心として結成されたのだ。
どうせ何も出来ないだろうとたかをくくられていたのだが、逆に大した議論がされずに奉行が設置されることになった結果、女性の保護の任務に関しては他の奉行を圧倒する凄まじい権限が与えられる事になった。
そして奉行を務める美女、伊吹千寿の下には、〝熊殺しの女傑〟江沢せん、〝今板額〟城之内美湖、〝うらなり軍学者〟赤尾陣内等の一癖も二癖もある配下が集う。
権限こそあれど予算も人も乏しい彼女らであったが、江戸の町で女たちの生活を守るため、南北町奉行と時には反目、時には協力しながら事件に挑んでいくのであった。
文字数 139,611
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.05.29
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