第11回歴史・時代小説大賞エントリー小説一覧

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小説検索AIアシスタントβ

アルファポリスに投稿されている小説を紹介します。
がんばって探しますので話しかけてください!

小説検索AIアシスタントβとは
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歴史・時代 連載中 長編
天正年間、戦国の世を疾風の如く駆け抜けた“独眼竜”伊達政宗──。 幼くして右目を失いながらも、東北の覇者へと成り上がったその軌跡には、いくつもの「語られざる真実」があった。 黒脛巾組と呼ばれる影の忍びたち、忠義の片倉景綱、戦友・伊達成実、そして正室・愛姫。 時に裏切られ、時に翻弄されながらも、政宗はただ己の未来を信じて戦い続ける。 これは史実を土台にしながらも、もしも彼が“もう一つの運命”を選んでいたなら──という壮大なIF叙事詩。 史実と幻想の狭間を貫く、戦国×ロマン、ここに開幕!
24h.ポイント 753pt
小説 2,180 位 / 200,236件 歴史・時代 33 位 / 2,775件
文字数 158,323 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.02
───柳生の頭首、十兵衛と相対す青年の運命や如何に─── 名門武家を中心に渦巻く、武士達の陰謀と江戸の民の思惑。 今此処に、命を懸けた男達の剣戟の幕が開く。 ※この作品は史実に基いたフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係が無いとは言えませんが、個人的な解釈を含んでおり、直接の関係はありません。
24h.ポイント 476pt
小説 3,472 位 / 200,236件 歴史・時代 49 位 / 2,775件
文字数 66,381 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.04.14
 天文十六年(1547)、元服を終えて初陣を控えた織田信長は、産まれたときに一度死んで生き返ったという事実から母親に疎まれ、馬術や水練、相撲だけでは満たされない鬱屈した少年時代を送っていた。  その彼の前に、馬と話して盗む異人が現れる。  イサクァという名前の異人は、アメリカ大陸から奴隷としてスペインの船に乗せられ、ポルトガルの船に売られて種子島に流れ着いたネイティブアメリカンであった。  一族に伝わる〈悪霊〉退治が使命だというイサクァは、少年信長のことを一度死んだ人間は戦いの場では決して死なない〈歩む死〉であるからと、「キモサベ」と呼んで自分の手伝いをするように求めてくる。  その誘いを一度は断ったものの、初陣をイサクァの風を読む能力に助けられた信長は、次第に彼に影響されていき、インディアンの伝統的な格好や破天荒な行動を真似るなどして「大うつけ」と噂されるようになっていく……  少年時代の信長がインディアンの呪術師の相棒となり、様々な冒険に挑戦する浪漫譚、ここに始まる!
24h.ポイント 434pt
小説 3,794 位 / 200,236件 歴史・時代 59 位 / 2,775件
文字数 95,885 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.03
 縁故採用が密やかに横行していた江戸後期の同心。父の死により見習いから同心に格上げされた高山喜七は――あがり症であった。見ていると男前で寡黙で切れ者で優秀なのだが、あがり症なので喋れないのを周囲が勘違いしているだけであった。必死に仕事に追われて帰宅し、まだ父の死後色々と雇ったり出来ていないため、一人で屋台へ食べに行く日々(町人の格好で、そのふりをして)。するとある日出会った美味な屋台の店主が、専属両人になってくれることになった。
24h.ポイント 327pt
小説 4,888 位 / 200,236件 歴史・時代 84 位 / 2,775件
文字数 4,737 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.29
「草履一枚から始まった、どえりゃーモテ期! 天下人のハーレム戦国ラブコメ、ここに開幕だがね!」           物語全体のあらすじ(名古屋弁バージョン) わしの名前は、豊臣秀吉っちゅうんやけどな―― 元はちんちくりんな百姓の息子、日吉丸いうて、尾張の村で泥んこまみれで生きとったんだわ。 女にはモテんし、家は貧乏やし、親父は早よ死んでまって、母ちゃんと二人で必死に飯食うとった。 せやけどなあ、 「いつか、でっかい城に住んで、いっぺんに女三人くらい侍らせるんや!」 ――そんなアホな夢、ほんまに叶えてまったんやて。 信長さまに草履温めて認められて、戦場では槍一本で大出世。 ねねと夫婦になって、茶々に惚れられて、気ぃついたら女に囲まれとるがね! でもな、モテるっちゅうのはええことばっかやない。 女子(おなご)同士の争い、嫉妬、泣いたり怒ったり、そりゃあもう修羅場の連続よ。 「正室はわたしや!」とか「殿下、今夜は私と…」とか、やかましいわ! それでも―― 女の涙を背負って、戦に出て、世を治めて、人を救って、 わしは「天下人」って呼ばれるようになったんや。 けどなあ、 ほんとは今でも夢みたいだがね。 ……だってわし、ただの草履持ちやったんやて? これは、 貧乏村からのし上がった男が、恋と戦と女に振り回されながら、ほんでもって“モテまくってまう” どえりゃあ一代記―― 『天下取ったら、モテてまったがね!』 はじまり、はじまり~!
24h.ポイント 947pt
小説 1,701 位 / 200,236件 歴史・時代 26 位 / 2,775件
文字数 105,985 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.03
 通称・猫又長屋で暮らす大工の喜助は、ある日同じく裏長屋で暮らす下っ引きの十兵衛に、長屋の近くに新しい居酒屋が出来たらしいと聞いて、二人で食べに行くことに決める。そこにいた店主・亮吉は二人と同じ二十代前半くらいで、無愛想だったが、料理の腕は本物だった。次第に亮吉の店には、個性豊かな裏長屋の面々が集まるようになり――? 猫又長屋の面々の人情噺が今宵もまた一つ、美味しいお酒と料理とともに語られる。
24h.ポイント 527pt
小説 3,193 位 / 200,236件 歴史・時代 52 位 / 2,775件
文字数 5,589 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.29
全 56話 5月12日~17日まで、1日二話公開 18日から6月30日まで毎日一話を公開します。 【あらすじ】 江戸時代初期、仙台藩伊達家で起こったお家騒動「伊達騒動(寛文事件)」。その渦中、伊達屋敷に二人の男が料理人として仕官する。一人は吉良左近、もう一人は今川徳松。元は取り潰された某藩の浪人で、今は共に伊達家の厨房で腕を振るう。 左近は普段、ぼんやりとして掴みどころがなく、「昼行灯」と揶揄されるほど。しかし、その実態は幕府から伊達家の内情を探るべく送り込まれた凄腕の密偵だった。妻の千代は、そんな左近の全てを受け入れ献身的に支える。 一方、徳松は左近の無二の親友。明朗快活な美丈夫で、屋敷の女中たちから熱い視線を送られるが、本人はどこ吹く風。何よりも猫と、そして親友の左近と過ごす時間を大切にしている。 千代は実の兄である徳松に対してはなぜか素っ気ない。 伊達藩では、幼い藩主・伊達亀千代(後の綱村)の後見人である伊達兵部宗勝と、藩の実権を握ろうとする家老・原田甲斐らの対立が噂され、不穏な空気が漂っていた。 左近は料理人として日常に溶け込みながら、密かに情報を収集し、騒動の真相に迫ろうとする。 徳松は、親友である左近の時折見せる鋭い眼光や謎の行動に気づきつつも、詮索することなく彼を見守る。 しかし、伊達家を揺るがす大きな陰謀が動き出す中で、徳松もまた、その渦に巻き込まれていく。 猫好きが高じて屋敷内外の猫と心を通わせる徳松が、思わぬ形で事件解決の糸口を見つけることも。 騒動が激化するにつれ、左近の密偵としての任務は困難を極めていく。 親友である徳松との関係、そして愛する妻・千代への想いの間で葛藤しながらも、左近は己の信念と使命を貫こうとする。 やがて、藩主毒殺未遂疑惑、重臣たちの暗闘、そして幕府をも巻き込む刃傷沙汰へと発展する伊達騒動。 そのクライマックスで、左近と徳松は、それぞれのやり方でこの未曾有の危機に立ち向かうことになる。 果たして二人は、巨大な陰謀の真相を暴き、伊達家を、そして自らの大切なものを守り抜くことができるのか。
24h.ポイント 370pt
小説 4,348 位 / 200,236件 歴史・時代 69 位 / 2,775件
文字数 68,470 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.12
全52話(5/28~6/12:毎朝5時更新予定、6/13~6/30:毎朝5時・毎夕5時更新予定) 【あらすじ】 平治の乱に敗れた源義朝の子──頼朝は、伊豆に流された。その伊豆で北条家の姫、政子と出会い、結ばれ、そして以仁王の令旨を受け……。 治承四年夏、笹竜胆(ささりんどう)咲く頃に挙兵した頼朝は、政子と共に、平家との戦いを挑む。やがて笹竜胆咲く地に、おのれの国を作るために。 【表紙画像】 藤原隆信, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
24h.ポイント 562pt
小説 2,958 位 / 200,236件 歴史・時代 42 位 / 2,775件
文字数 16,832 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.28
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歴史・時代 連載中 ショートショート
全4話(5/31~6/3毎朝5時更新) 戦国末期から江戸にかけての剣豪、柳生宗矩(やぎゅうむねのり)。彼の活躍を三つ、「三番勝負」ということでお送りします。 【一番 邂逅】 慶長5年10月1日、石田三成、斬首。 その首は三条河原に晒されていた……まるで「捨てられた」かのように。 やがて日が経ち、骨が見えるまでになったその首を弔わんと――あらわれた僧侶が二人。 その二人の僧侶――大徳寺住持・春屋宗園と弟子の宗彭――の前に、立ちふさがる剣士がいた。 柳生宗矩である。 【二番 鶚鷹(みさご)飛ぶ時 ~大坂夏の陣、岡山口の戦い~】 慶長20年5月。大坂の役(大坂の陣)の夏の陣が始まった。将軍家兵法指南役・柳生宗矩は、同じく警固役の「九州の鶚鷹(みさご)」 立花宗茂と共に、将軍・徳川秀忠につき従って岡山口に来ていた。徳川は大軍で、勝ちは見えていた――かのように思えたが、大坂方・大野治房の奮戦により、秀忠とその軍は強襲される。 そしてその隙を――十人の刺客が襲う。 宗矩は剣を抜いた。宗茂と共に。 【三番 ほろ酔い幻想記 ~柳生宗矩(やぎゅうむねのり)の或る正月~】 柳生宗矩は、幕府に逆らった禅僧・沢庵宗彭(たくあんそうほう)を許してもらうよう、徳川家光に歎願状(たんがんじょう)を出していた。 正月、いっこうに返事を寄越さない家光にしびれを切らした宗矩は、単独での謁見に望んだ。 家光は改めて歎願状を読むから、それまで待てと言い、宗矩は平伏して待った。 ところがその耳に、つま先立ちして歩く跫(あしおと)が聞こえ……。
24h.ポイント 263pt
小説 6,037 位 / 200,236件 歴史・時代 114 位 / 2,775件
文字数 10,126 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.31
5/3~6/30毎朝5時更新(全59話) 【あらすじ】 永正十四年(1517年)、安芸(あき)(広島県)は、動乱の最中にあった。 安芸は、周防(すおう)(山口県)の大名・大内義興の支配下にあった。が、その大内義興が天下人となるため、将軍・足利義稙(あしかが・よしたね)を奉じて上洛している間に、安芸武田家・武田元繁が反乱を起こす。 安芸武田家は安芸守護代の家柄であり、武田元繁は出雲(いずも)(島根県)の戦国大名・尼子経久と手を結び、安芸を手中に収めようとする。 怒り心頭の大内義興は、京から、安芸の国人(地域領主)の盟主である毛利興元に対し、武田征伐を命じた。 興元は善戦し、武田方である有田城を攻略するが、しかしその時――興元は急死してしまう。 武田元繁はこの機を逃がさず、五千の大軍を集め、毛利家に対して攻勢に出る。 毛利興元の子・幸松丸はわずか二歳であり、主君である大内義興は京から引き返すことができずにおり、毛利家は、絶体絶命の危機にさらされてしまう。 そして――勢いに乗る武田元繁は、配下の猛将・熊谷元直に、毛利家の領地である多治比への侵略を命じた。 その多治比を守るのは、故・毛利興元の弟であり、まだ初陣もしていない、弱冠二十歳の若者であった。 名を――多治比元就といった。 のちの毛利元就である。 元就は少ない兵数で戦いに挑むが、兄の友人・長井新九郎(のちの斎藤道三)の力を借り、また、密かに想いを寄せる姫武者・吉川雪の助けを得て、熊谷元直を退ける。 やがて毛利本家、吉川家の援軍が加わり、千を数える兵を率いることになった元就は、まず武田家本隊から分離した熊谷元直を討つ。 激昂した武田元繁と、中井手川を挟んで対峙する元就。 五千対千の戦い、しかも武田軍は五つの部隊に分けて、波状攻撃を仕掛けてくる。 ところが元就は、その五つの部隊を一つづつ相手をし、ついには武田元繁自らの攻撃を誘い、討ち取ることに成功する。 ――このことにより、この戦いはこう呼ばれる、「西の桶狭間」と。
24h.ポイント 306pt
小説 5,289 位 / 200,236件 歴史・時代 95 位 / 2,775件
文字数 90,516 最終更新日 2025.06.02 登録日 2025.05.03
寺での生活に嫌気が差して脱走した元坊主・清行は、江戸の端っこで寺子屋を営みながら市井の人々からの相談事に乗り、半ば何でも屋のようにして気ままに暮らしている。 天涯孤独の少年・朝之助は、清行が営む寺子屋に身を寄せつつ、几帳面な性格と家事の技術を生かして清行の身の回りの世話を担っていた。 正反対の二人は穏やかに、時には賑やかに暮らしているが、朝之助には大きな秘密があるようで──。 のんきな大人と賢い子供が共に暮らしながら、様々な事情を抱えた人々の心の内に触れていくお話。一話完結のオムニバス形式です。 ※話の都合上、つらい過去を持つ人物が登場します。詳細すぎる描写は控えていますが、読むのがおつらくなったら引き返してください。
24h.ポイント 200pt
小説 7,598 位 / 200,236件 歴史・時代 148 位 / 2,775件
文字数 12,055 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.28
半蔵門。 江戸城の搦手門に当たる門の名称である。 由来は服部半蔵の屋敷が門の側に配されていた事による。 それは蔑まれてきた忍びへの無上の褒美。 しかし、時を経て忍びは大手門の番守に落ちぶれる。 既に忍びが忍びである必要性を失っていた。 忍家の次男坊として生まれ育った本田修二郎は、心形刀流の道場に通いながらも、発散できないジレンマを抱える。 彼は武士らしく生きたいという青臭い信条に突き動かされ、行動を起こしていく。 武士らしさとは何なのか、当人さえ、それを理解出来ずに藻掻き続ける日々。 奇しくも時は八代将軍吉宗の時代。 時代が変革の兆しを見せる頃である。 そしてこの時代に高い次元で忍術を維持していた存在、御庭番。 修二郎は、その御庭番に見出され、半蔵門の守護者になるべく奮闘する物語。 《連作短編となります。一話四~五万文字程度になります》
24h.ポイント 221pt
小説 7,047 位 / 200,236件 歴史・時代 137 位 / 2,775件
文字数 4,822 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.31
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歴史・時代 連載中 長編 R15
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】  戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。  永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。  信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。  この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。 *ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
24h.ポイント 1,691pt
小説 832 位 / 200,236件 歴史・時代 11 位 / 2,775件
文字数 661,447 最終更新日 2025.06.01 登録日 2022.05.11
 花のお江戸でVtuber?  歴史・時代小説ジャンルのルールの限界に挑む!WEBコンテンツ大賞参加作品。   ◽️あらすじ  それはまだ落語寄席が一般でなく、相撲と歌舞伎ぐらいしか巷には娯楽のなかった江戸の治世。  夜の蝋燭の灯りが揺らめく中、突如として現れる不思議な影。人に似た姿を取るその絵は歌を歌い、人々を笑わせる。  それは時代の陰で人知れず高貴な者の側にいた妖怪である守妖(もりあやかし)の、未来予知ができる者の発案で始まり、江戸の奇人・平賀源内が形を作った新たな娯楽「ぶいちゅうばあ」であった。  高位の守妖らは人間に姿を変える力を持つが、それ以外の殆どの者は人語を話すに留まる。  しかし彼らはその不思議な力を活かす方法として、「写し絵」の技術に目をつける。  特殊な墨と筆、そして微弱な妖力を込めることで、あたかもそこに生きているかのような幻影を映し出すことができる。  この幻影を通して、彼らは都の流行や噂話、時には自身の住む里の珍しい出来事を語り、声もまた妖力によって反響させ、遠くまで届かせることが可能なのである。  活動場所は、主に夜間の辻々や、寺社の境内など、人が集まる場所。  江戸庶民は最初こそ奇妙な光景に戸惑うも、次第にその話術や歌の面白さに惹きつけられていく。  しかし人気が出るにつれ、正体バレやお上からの内容規制など新たな問題も発生して……
24h.ポイント 391pt
小説 4,172 位 / 200,236件 歴史・時代 67 位 / 2,775件
文字数 9,758 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.31
江戸時代後期――。日本全国の街道筋を気ままに旅するのは、流れの料理人・空人(くうと)。 温厚でとぼけた風体の彼は、行く先々でその土地の旬の食材を使った絶品料理を振る舞い、人々を笑顔にしていた。 しかし、この男、ただの料理人ではない。 空人の持つ仕込み杖には、誰も知らぬ秘密が隠されている。実は彼は、かつて闇に生きた元忍者であり、その仕込み杖は悪を断つための得物なのだ。 旅の道中で目にする、強欲な悪党や理不尽な仕打ち――。人々の涙を見る時、空人の内に静かな怒りが燃え上がる。彼はまず、料理の腕前と人懐っこさで悪党の懐に入り込み、周到な「仕込み」を行う。そして、許せぬ非道に及ぶ者には、その怒りを込め、料理道具のように鮮やかな仕込み杖の一撃をもって、容赦なく鉄槌を下す! 涎を誘うグルメ描写と、手に汗握る仕込み杖アクション。温厚な料理人と凄腕の元忍者――二つの顔を持つ主人公の魅力が満載! 旅情と人情、そして痛快な仕置きが詰まった、読めば元気が出る時代小説、ここに開幕!
24h.ポイント 263pt
小説 6,037 位 / 200,236件 歴史・時代 114 位 / 2,775件
文字数 128,647 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.14
刀より強い? 腹が減っては戦はできぬ! 戦国乱世、食に命をかける若武者の兵糧奮闘記、開幕! 血と硝煙の戦国乱世。一大大名家が歴史を変える大いくさを前に、軍全体がかつてない危機に喘いでいた。それは、敵の奇襲でも、寡兵でもない――輸送路の遮断による、避けようのない「飢餓」だった! 武功に血道を上げる武士たちの中で、ひっそりと、だが確かに異彩を放つ若者が一人。伊吹千兵衛。刀の腕は今ひとつだが、「食」の道を探求し、戦場の兵糧に並々ならぬ情熱をかける兵糧奉行補佐だ。絶望的な食糧不足、日に日に失われる兵士たちの士気。この危機に、千兵衛は立ち上がる。 彼の武器は、限られた、乏しい食材から、想像もつかない「いくさ飯」を生み出す驚きの創意工夫! いつもの硬いだけの干飯は、野草と胡麻を加え、香ばしく焼き上げた「魂を焦がす焼きおにぎり」に。 そして、戦場の重苦しい空気を忘れさせる、兵士たちの「ささやかな甘味」まで――。 『乏しき中にこそ、美味は宿る。これぞ、いくさ飯。』 千兵衛が心を込めて作る一品一品は、単なる食事ではない。 それは、飢えと疲労に倒れかけた兵士たちの失われた力となり、荒んだ心を癒やす温もりとなり、そして明日を信じる希望となるのだ。 彼の地道な、しかし確かな仕事が、戦場の片隅で、確実に戦の行方に影響を与えていく。 読めばきっとお腹が空く、創意工夫あふれる戦国グルメの数々。次にどんな驚きの「いくさ飯」が生まれるのか? それが兵士たちを、そしてこの大戦をどう動かすのか? これは、「あの時代の名脇役」が、食という最も人間臭く、最も根源的な力で、乾坤一擲の大戦に挑む物語。 歴史の裏側で紡がれる、もう一つの、心熱くなる戦場ドラマ。 腹ペコを連れて、戦国の陣中へ――いざ、参らん!
24h.ポイント 447pt
小説 3,650 位 / 200,236件 歴史・時代 56 位 / 2,775件
文字数 364,861 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.08
 時は明治。病弱な美少年、寿彦は男色不良集団「白袴隊」の目を避けるために母の頼みで女装して、双子の妹がいる東京にやってきた。  妹の下宿先は藤田家と言う。  家主の藤田五郎がかの新選組の斎藤一とは知らず、寿彦は剣を習うことになるが、かの白袴隊と図らずも因縁が出来てしまう。  価値観が目まぐるしく変わりゆく時代、寿彦は彼が思う強さを手に入れられるのか。
24h.ポイント 85pt
小説 12,677 位 / 200,236件 歴史・時代 217 位 / 2,775件
文字数 14,932 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.19
時は戦国、信州諏方郡を支配する諏方惣領家が敵に滅ぼされた。 伊那郡高遠の主、諏方頼継は惣領家家族のうち、齢十一歳の姫君を、ひょんなことから保護できた。 頼継は豪傑でもなければ知将でもない。その辺の凡将だろう。 それでも若き姫を守りながら、滅びた惣領家の再興を叶えるため、死に物狂いで強大な敵に立ち向かっていく歴史物語。
24h.ポイント 149pt
小説 9,174 位 / 200,236件 歴史・時代 175 位 / 2,775件
文字数 114,796 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.03.19
 徳川吉宗が将軍として権勢を振るう時代、その嫡子である徳川家重の元に新たに小姓として仕える少年が現れた。  名を田沼龍助という。  足軽出身である父に厳しく育てられ武芸や学問に幼少から励んでおり、美少女かと見間違う程の美貌から受ける印象に反して、恐ろしく無骨な男である。  世間知らずで正義感の強い少年は、武家社会に蠢く様々な澱みに相対していく事になるのであった。
24h.ポイント 404pt
小説 4,005 位 / 200,236件 歴史・時代 63 位 / 2,775件
文字数 128,789 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.04.25
※【歴史・時代BL作品となります】※ 「男にしておくのはもったいない美人だな。まあ、あいにく俺は男に興味はないが、友人なら別だ」 1490年代後半。中世ユーラシア世界の頂点にあったオスマン・トルコ帝国。その第二王子 ジェームは類まれな美貌が災いし、実の兄を皮切りに、各国の男たちを自らの意思とは関係なく虜にする。美しさを貪られる人質として兄の駒として生き、欲にまみれた権力者の思うまま扱われる日々。 そんな彼が出会った、あまりにも魅力的で残酷な チェーザレ・ボルジアという「運命」とは。 ※史実をもとに作成したエンタメBL作品となります。
24h.ポイント 191pt
小説 7,886 位 / 200,236件 歴史・時代 157 位 / 2,775件
文字数 2,168 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.25
 西暦一〇二二年、パフラゴニアという地中海に面した東国中北部で生まれ育った、貧しい兄弟。  三男ミカエルと長男ヨハネスの二人は、アルビノという共通点がある。    農民としては虚弱なヨハネスだが、その思慮深さと美しさに、弟ミカエルは傾倒していく。  拒否し続けていたヨハネスだが、そんな時大干ばつが故郷を襲う。家族縁戚を救い、また美しい兄を偏愛する弟から逃げるように、意に沿わない大帝国東ローマからの士官要請に答えるヨハネス。 そして首都コンスタンティノポリスで、『不老の美女皇后』と呼ばれる女帝ゾエという運命の女性に出会う。
24h.ポイント 234pt
小説 6,722 位 / 200,236件 歴史・時代 135 位 / 2,775件
文字数 2,551 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.30
文政十一年の夏。 御様御用(おためしごよう)の務めを負う山田朝右衛門(やまだあさえもん)の門人、三輪源八郎吉昌(みわげんぱちろうよしまさ)はある十歳の子供と出会うことになる。その子の名は亀若丸(かめわかまる)。一見して百姓の子らしいが、亀若丸は何者かに命を狙われていた。それを源八郎は撃退する。その後、二人は共に刺客に狙われるようになる。彼らは互いの境遇を知らないが、だんだんと親交を深めていく。そして亀若丸の出生を知ったとき、二人は否応にも巻き込まれる――運命は節操なく人間を飲み込んでいく。
24h.ポイント 127pt
小説 10,040 位 / 200,236件 歴史・時代 190 位 / 2,775件
文字数 56,995 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.04.28
もし、あなたの描いた絵が、死者の魂を導く扉になるとしたら? 筆一本で地獄を描き続けた孤独な絵師、幻斎。 彼の鬱屈した日常は、現世と冥府を繋ぐ『渡し守』としての運命によって一変する。 謎の童子に導かれ、三途の川で死者の魂を導く幻斎。 笑い、泣き、そして後悔を抱えた魂たちとの出会いは、冷え切った彼の心に人間味を取り戻していく。 罪と贖罪、そして魂の救済を描く、壮大な和風ファンタジー。 あなたの心を揺さぶる物語が、今、幕を開ける。
24h.ポイント 42pt
小説 18,889 位 / 200,236件 歴史・時代 311 位 / 2,775件
文字数 74,345 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.21
戦国乱世、天下人・織田信長と、その傍に咲いたひとりの美しき小姓・森蘭丸。 忠義を超えた主従の絆は、やがて香のように甘く、そして切なく燃え上がる。 政と裏切りが交錯する時代の中、信長の“夢”にすべてを捧げた少年と、彼を愛した天下人。 支配と服従、愛と忠義、そして魂の融和を描く―― 本能寺の炎の奥、誰にも知られぬ「香る恋」の物語。 これは、花ではなく“香”として咲いた影の記録。 そして、燃え尽きるその瞬間まで、決して途切れることのなかった主従愛の、永遠の約束。 アルファポリス限定投稿。
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小説 793 位 / 200,236件 歴史・時代 8 位 / 2,775件
文字数 26,097 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.18
想い人に想いを伝えられないまま、鬼になってしまった清。 自分が人間でいられる内に、何とかしようと画策するが、上手くいかずに完全に鬼と化してしまう。 一方、清が置いていった衣には念が込められていた。唐衣は妖となり、清と同じ姿に。その姿形に惑わされながらも、渡辺綱は安倍晴明と共に百鬼夜行に立ち向かう。
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小説 15,176 位 / 200,236件 歴史・時代 248 位 / 2,775件
文字数 12,021 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.19
 大正六年。第一世界大戰下の日本。モダンな服装が好きで、銃声に色を感じ、銃に心躍る一風変わった一面を持つお転婆な元子爵令嬢、納冨(なんど)瑠唯子(るいこ)。男に紛れ郵便逓送員を勤める傍ら、難事件を解決する私立探偵でもあった。いつの日か、罠に嵌められて爵位を失い、失意のうちに自死してしまった父の無念を晴らす、そう心に決めて彼女は依頼を引き受ける。  新たな依頼は、戰没者遺族への弔慰金を狙う連続強盗殺人事件。金を奪った後、女や子どもまで銃殺する非道な犯行に目撃情報はなく、警察は立ち往生。 「警察は組織犯罪を疑っているそうで」  依頼内容を彼女に伝え、そう締めくくった元執事に彼女は言った。 「相変わらず、警察はズレてますわね」 「お嬢様には、もう目星が?」 「そこまでは。でも、絲口はありましてよ」  愛銃を手に、今日も闇に潜む悪意を瑠璃色に染める。  ――この銃声。堪りませんわ。
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小説 7,285 位 / 200,236件 歴史・時代 144 位 / 2,775件
文字数 64,801 最終更新日 2025.05.30 登録日 2025.05.18
 同心の藤吉のもとに、御用聞き(岡っ引き)の寅次郎が訪れ、十五年前にぴたりと消息が分からなくなった義賊である“黑鉄”が現れたという報せを持ってくる。本来悪への対処は自分達奉行所に属する者なのであまり快くはない。ただ、小さい頃に義賊と聞いてちょっと憧れていた藤吉は、続報があれば報せるようにと伝える。そんな中恋女房が、男前の屋台売りがいるというので見に行った。悔しいが、確かに男前だった。※現・黑鉄の幼少時のお話から始まります。
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小説 18,730 位 / 200,236件 歴史・時代 310 位 / 2,775件
文字数 4,554 最終更新日 2025.05.29 登録日 2025.05.29
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歴史・時代 連載中 長編 R15
米村誠三郎は、鳥取藩お抱え絵師の小畑稲升の弟子である。 文久三年(一八六三年)八月に京で起きて鳥取の地に激震が走った本圀寺事件。 事件の後、藩の御用絵師を目指す誠三郎は画技が伸び悩んだままで心を乱していた。 大事件を起こした尊攘派の一人で、藩屈指の剣士である詫間樊六は竹馬の友だったのだ。 鬱屈した日々の中、稲葉山中にて誠三郎は勇ましい女剣士が倒れているのに出くわして……。 幕末の鳥取藩政下、水戸出身の藩主の下で若手尊皇派が庇護される形となっていた。 また鳥取では、家筋を限定せず実力のある優れた画工が御用絵師として藩に召しだされる伝統があった。 ーその因幡の地で激動する時勢のうねりに翻弄されながら、歩むべき新たな道を模索する侍たちの魂の交流を描いた幕末時代小説! 作中に出てくる因幡二十士事件周辺の出来事、鳥取藩御用絵師については史実に基づいています。 1人でも多くの読者に、幕末の鳥取藩有志たちの躍動を体感していただきたいです。
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小説 11,162 位 / 200,236件 歴史・時代 204 位 / 2,775件
文字数 126,495 最終更新日 2025.05.29 登録日 2024.11.06
読めばお腹が減る!食と人情の東海道味巡り、開幕! 自由を求め家を飛び出した、食い道楽で腕っぷし自慢の元武家娘・お香。 料理の知識は確かだが、とある事件で自信を失った気弱な元料理人・文吉。 正反対の二人が偶然出会い、共に旅を始めたのは、天下の街道・東海道! 行く先々の宿場町で二人が出会うのは、その土地ならではの絶品ご当地料理や豊かな食材、そして様々な悩みを抱えた人々。 料理を巡る親子喧嘩、失われた秘伝の味、食材に隠された秘密、旅人たちの些細な揉め事まで―― お香の持ち前の豪快な行動力と、文吉の豊富な食の知識、そして二人の「料理」の力が、人々の閉ざされた心を開き、事件を解決へと導いていきます。時にはお香の隠された剣の腕が炸裂することも…!? 読めば目の前に湯気立つ料理が見えるよう! 香りまで伝わるような鮮やかな料理描写、笑いと涙あふれる人情ドラマ、そして個性豊かなお香と文吉のやり取りに、ページをめくる手が止まらない! 旅の目的は美味しいものを食べること? それとも過去を乗り越えること? 二人の絆はどのように深まっていくのか。そして、それぞれが抱える過去の謎も、旅と共に少しずつ明らかになっていきます。 笑って泣けて、お腹が空く――新たな食時代劇ロードムービー、ここに開幕! さあ、お香と文吉と一緒に、舌と腹で東海道五十三次を旅しましょう!
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小説 18,889 位 / 200,236件 歴史・時代 311 位 / 2,775件
文字数 229,667 最終更新日 2025.05.26 登録日 2025.05.12
壁に潜む秘密、闇に生きる職人――。江戸を揺るがす陰謀に、孤高の左官が立ち向かう! 江戸の町に、影のように生きる男がいた。名を龍吉。無口で孤高、だが彼こそが江戸一番と謳われる左官職人だ。 幼い頃の火事ですべてを焼き尽くされた過去から、「燃えない壁」「人を守る壁」を作ることにその命を懸けている。壁の構造や材質、そして微細な痕跡から、隠された秘密を見抜く鋭い眼を持つ男。 ある日、彼は焼損した武家屋敷の蔵の改修を請け負う。「秘密を守れる堅牢な壁」を求める主人。しかし、作業中に壁の中から発見されたのは、血痕が付着した古い図面と不気味な紋様の金属片だった。その直後、屋敷の主人が何者かに襲撃される! 奉行所も手が出せない難事件。龍吉は左官の知識と壁に残されたわずかな手がかりから、犯人が建物の構造を知り尽くした「忍び」であると推測する。発見物と独自の調査により、彼は江戸の裏社会で暗躍する謎の組織「影法師」の存在を知る。 図面が示す隠し通路、金属片に刻まれた紋様の意味、そして影法師の目的とは?龍吉は、左官道具を手に、その知識と知恵を駆使して見えない敵に立ち向かう。彼の作る壁は、はたして大切なものを守り切れるのか? 職人の矜持と悲しい過去を背負った孤高の左官が、壁に潜む闇を暴き、巨大な陰謀に挑む!読めばきっと、壁の見方が変わる。 新感覚江戸ミステリー、開幕!
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小説 15,176 位 / 200,236件 歴史・時代 248 位 / 2,775件
文字数 66,235 最終更新日 2025.05.25 登録日 2025.05.11
天文二十一年、尾張国―― 織田信長という若き獅子が、その鋭い牙を静かに、しかし確実に研ぎ澄ませていた。 「尾張のうつけ者」。そう嘲笑された若者は、常識を覆す革新的な思想と、底知れぬ行動力で周囲を驚かせていた。荒削りながらも、彼の手腕には奇妙な説得力があり、家臣や領民を魅了し、徐々に尾張の地を一つにまとめつつあった。そしてその野望は、やがて周辺諸国、さらには歴史そのものを飲み込むかのように膨れ上がろうとしていた。 しかし、信長の影に控えていたのは、彼自身と同じく一風変わった男の存在だった。剣や槍ではなく、知恵と策略を武器とする稀代の軍師。だが、その男は、信長の覇道の礎となるための覚悟を、まだ完全には持ち合わせていなかった。 その名を――東雲宗則という。 史実をベースにした、戦国時代を舞台にした重厚な人間ドラマ 主人公とライバル、二人の軍師の視点から描かれる、戦国乱世の裏側 剣戟アクション、宮廷陰謀、そして切ないロマンスが織りなす、壮大な物語、、、を書けるように頑張ります、、、
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小説 15,176 位 / 200,236件 歴史・時代 248 位 / 2,775件
文字数 305,014 最終更新日 2025.05.24 登録日 2025.01.26
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歴史・時代 連載中 長編 R15
海の狩人、潜水艦。 大国アメリカと短期決戦を挑む為に、連合艦隊司令山本五十六の肝入りで創設された秘匿潜水艦。 戦略潜水戦艦 伊号第500型潜水艦〜2隻。 潜水空母   伊号第400型潜水艦〜4隻。 広大な太平洋を舞台に大暴れする連合艦隊の秘密兵器。 一度書いてみたかったIF戦記物。 この機会に挑戦してみます。
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小説 4,032 位 / 200,236件 歴史・時代 65 位 / 2,775件
文字数 64,962 最終更新日 2025.05.24 登録日 2024.05.31
持統天皇8年(西暦694年)の4月。女丁として田舎の邑から飛鳥の京にやってきた八木郎女は、突如荷物をまとめて飛鳥浄御原宮を出るようにと指示される。事情を知らない郎女はどこへ行って何をするのか見当もつかない。分かったことは行けば死ぬかもしれないということだけ――。人ならざるものを見る『見鬼』の才を持つ郎女は、たどり着いた先の寺で異形の荒神が周りの人々を殺していく様を目の当たりにする。はたして郎女は神の怒りを鎮めて無事古里に帰ることができるのか?のちに吉備真備の母となる楊貴氏を主人公とした、飛鳥時代末期が舞台の歴史ファンタジー。
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小説 18,889 位 / 200,236件 歴史・時代 311 位 / 2,775件
文字数 96,246 最終更新日 2025.05.21 登録日 2025.05.11
江戸下町の「あやかし横丁」にある、賑やかな福寿長屋。 ここの大家、おふくは涼やかな美貌と温かい人情を持つ、皆の太陽だ。 長屋に伝わる「七不思議」や日常の騒動を、彼女は持ち前の知恵で見事に解決。「大家さんは名探偵!」と評判になる。 しかし、おふくには誰にも言えない秘密の過去があり、それがやがて長屋全体を巻き込む危機を招く。 絶体絶命のピンチに、おふくを救うのは、血縁を超えた長屋の「家族」の絆だった。 江戸情緒あふれる人情と、手に汗握る謎解き、そして絆の力が光る、感動の物語。 福寿長屋の七不思議に隠された真実、そして大家おふくの秘密とは――?
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小説 18,889 位 / 200,236件 歴史・時代 311 位 / 2,775件
文字数 32,431 最終更新日 2025.05.20 登録日 2025.05.17
 時は日本の江戸時代初期。   とある農村で、風太は母の病気を治せる人もしくは妖怪をさがす旅に出た父の帰りを待っていた。  しかし、その父とは思わぬ形で再会することとなった。  そして、風太は人でありながら妖力を得て・・・・・・。     ※この物語はフィクションであり、実際の史実と異なる部分があります。 そして、実在の人物、団体、事件、その他いろいろとは一切関係ありません。
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小説 200,236 位 / 200,236件 歴史・時代 2,775 位 / 2,775件
文字数 68,343 最終更新日 2025.05.19 登録日 2023.05.27
時は江戸。 天下泰平の世にあって、なお血と欲にまみれた世界があった。 ――それが、徳川将軍家に仕える女人たちの城、大奥。 生まれも、地位も、家柄も。 すべてはここでは無意味。 美貌、才覚、策略、そして、誰よりも深い“愛”だけが、生き残る鍵だった。 下級武家の娘として生まれた【朝霧(あさぎり)】は、家の命運を背負い、大奥へ上がる。 そこで出会ったのは、神にも比肩すると謳われる女――【雪乃宮(ゆきのみや)】。 高貴なる存在でありながら、どこか哀しみを宿したその人に、朝霧は心奪われる。 一方、雪乃宮もまた、誰にも明かせぬ「ある秘密」を抱え、孤独の中にあった。 甘やかに、鋭く絡み合う視線。 指先がふれ、息が乱れ、心が乱れる。 しかし、大奥は恋を許さぬ世界。 待ち受けるのは、寵愛を巡る陰謀、裏切り、そして非情なる淘汰。 「この身は滅びても、あなたを、護りたい」 華やかな地獄の中で、二人は運命に抗い、手を取り合う。 ――これは、 誰にも語られることのなかった、 二人の女たちの、秘められた恋と、誓いの物語。 大奥、花檻の中で咲き誇る、壮絶なる百合絵巻。
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小説 27,210 位 / 200,236件 歴史・時代 418 位 / 2,775件
文字数 109,586 最終更新日 2025.05.18 登録日 2025.04.28
1939年、戦火の中国広東省。 昭和通商の片桐は、タングステン鉱石を求め匪賊と取引に挑む。 銃撃戦の中、狂気じみた胆力で首領を圧倒し、部下の山田を人質に残し上海へ。 命懸けの交渉と戦闘を描く、緊張感溢れる歴史冒険譚。 参考文献:『阿片と大砲』
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小説 12,677 位 / 200,236件 歴史・時代 217 位 / 2,775件
文字数 26,085 最終更新日 2025.05.18 登録日 2025.05.03
江戸日本橋の片隅に佇む、小さな甘味処「春告鳥」。 そこで看板娘として働くおみえは、笑顔と真心で客を迎える、明るく評判の娘だ。 しかし彼女には、誰にも言えぬ秘密があった―― おみえは、心優しき店主夫婦に拾われた孤児なのだ。 その恩に報いるため、大好きなこの店を守るため、「江戸一番」の味を守るため、おみえは必死にもがく。 これは、秘密と嘘を抱えた一人の娘が、逆境の中で真心と向き合い、家族や仲間との絆を通して成長していく感動の物語。 おみえは、大切な春告鳥を守り抜くことができるのか? 彼女のついた嘘は、吉と出るか、それとも凶と出るか? 江戸の町を舞台に繰り広げられる、涙と笑顔の人情譚。
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小説 11,162 位 / 200,236件 歴史・時代 204 位 / 2,775件
文字数 48,036 最終更新日 2025.05.14 登録日 2025.05.13
江戸時代の深川で、殺し屋・沙夜が少年・悠を救う。家族を失った悠と孤独な沙夜は絆を深め、権蔵への復讐を誓う。春霞の中、愛と戦いの物語が始まる。
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小説 27,031 位 / 200,236件 歴史・時代 414 位 / 2,775件
文字数 9,211 最終更新日 2025.05.13 登録日 2025.05.09
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歴史・時代 完結 ショートショート
円山応挙の弟子、奇才の絵師と呼ばれる長沢芦雪。 彼はいかにして、絵師としてさらなる高みを目指したのか。 その覚醒の時を切り取りました。
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小説 7,984 位 / 200,236件 歴史・時代 159 位 / 2,775件
文字数 2,686 最終更新日 2025.05.12 登録日 2025.05.12
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