手話 小説一覧
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前書き
聴こえなくても…話せなくても…触れられなくても…隔てられていても…見えなくても…離れていても…交信できるのが、モールス・サインです。
振動さえ感じられれば、何でも伝えられます。
最後の最後に残る交信手段だと思います。
モールスで『愛してる』と交信出来たら、最高に感動するでしょう。
作品の紹介
ここは、とある総合大病院。
僕と彼女の職場だ。
彼女は、松本 恵里香。
僕は、加藤 紘一。
彼女は聾唖の看護師で、僕は機械の面倒も診るシステム・エンジニアだ。
彼女は聾唖者でありながら看護師の国家資格を取得した頑張り屋の努力家で、その一点だけでも尊敬に値する。
ひょんな事で彼女と知り合った僕は、時間を観て彼女から少しずつ、手話を習うようになる。
その代わり僕は、モールス・サインを彼女に教えるようになった。
変な事を言われたり、冷やかされたりもしたけど、僕達は気にしなかった。
勿論、応援してくれる人もいて…僕達はいつも感謝していた。
でも……あんなに大きな出来事が起こるとは…全く想像もしていなかった。
— — ・— — あ
・ — い
— — ・— ・ し
・ — ・ — — て
— ・ — — ・ る
文字数 7,818
最終更新日 2025.12.24
登録日 2025.12.20
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木達琥珀《こだちこはく》中学一年生。
ある日、YouTubeのおすすめに表示された手話歌に興味を持ち、家族にろう者がいるというクラスメイトの四季乃真樹《しきのまき》に「手話歌を教えて!」と頼む。
しかし真樹の答えはNOだった。
「手話じゃなくて、手話歌を勉強したいなら、今YouTubeでもたくさん動画が配信されているでしょ。それで手話歌でもなんでも勉強したら? お好きにどうぞ」
自分に目を合わすことなくそう断られた琥珀は、真樹を不愛想で感じの悪い子だと思う。
数日後、琥珀は誰かと手話で話す真樹を見かける。
街中で見かけた表情豊かな真樹が気になり、琥珀はこっそりあとを追いかけることに。
文字数 5,338
最終更新日 2025.04.20
登録日 2025.04.20
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