手話 小説一覧
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木達琥珀《こだちこはく》中学一年生。
ある日、YouTubeのおすすめに表示された手話歌に興味を持ち、家族にろう者がいるというクラスメイトの四季乃真樹《しきのまき》に「手話歌を教えて!」と頼む。
しかし真樹の答えはNOだった。
「手話じゃなくて、手話歌を勉強したいなら、今YouTubeでもたくさん動画が配信されているでしょ。それで手話歌でもなんでも勉強したら? お好きにどうぞ」
自分に目を合わすことなくそう断られた琥珀は、真樹を不愛想で感じの悪い子だと思う。
数日後、琥珀は誰かと手話で話す真樹を見かける。
街中で見かけた表情豊かな真樹が気になり、琥珀はこっそりあとを追いかけることに。
文字数 5,338
最終更新日 2025.04.20
登録日 2025.04.20
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