時小説一覧
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時間は止まらない。砂時計の中の砂は音もなく落ち続け、その間に時が流れた事を観測者へ知らせるのだ。その現象に意味があろうとなかろうと、そんな事は砂時計にとってはどうでもいいことだ。ただ、淡々と決められたルールに従って時を流してゆく。そしてそれを見る者たちがいる。
私達はそんな一見無意味にも見える不可思議な円環の中に囚われたまま、その環の中から出られる事を時には夢想するが、だがその夢想は叶う事はない。
時間は流れ続ける。誰に見られる事もなく、音もなく。ただ、流れ続けるというその一点の意味だけを必要として。
文字数 10,080
最終更新日 2024.04.15
登録日 2024.04.11
「刻み人」
この世の「時」を管理するモノ。
彼らは生きとし生けるモノに一瞬の「今」を与え続けている。
これは、一人の男が世界の仕組みを知った、とある一日の物語。
「時」が有限で、決して戻ることのない理由が今、明らかになる――
文字数 8,411
最終更新日 2023.10.18
登録日 2023.10.17
荒野に捨てられた少年が優しい夫婦に拾われ、彼らの家で愛情を受けながら成長していく。彼らの家には、感情を持つロボットであるアイザックも暮らしており、少年とアイザックは親密になっていく。少年はアイザックがロボットであることを知りつつも、彼を家族として受け入れ、夫婦と共に農場を営みながら地域の交流を深めていく。ある祭りの夜、感謝の気持ちを述べる中で、彼らはお互いを家族として認識し、アイザックは自己を受け入れることで自らの感情と絆を発展させる。時が経ち、彼らの絆は強く続いていく。
文字数 1,949
最終更新日 2023.07.22
登録日 2023.07.22
神創暦1000年。
べルータのある貧困街に住む10才の1人の少年、コリンの物語。
この物語は魔法と剣のお話。
どんな物語が始まるのか・・・。
＊この物語は、フィクションです。空想です。
文字数 16,003
最終更新日 2021.09.16
登録日 2021.07.31
漫画で描いている時の誘いの番外編になります。
クリスマスのお話。
１作目のすぐ後のお話になりますが、文章にしたらどうなるのかと思い、前半は漫画をなぞって文章にしています。
結末は比較的明るめですので気楽な気持ちで読んでみて下さい。
２０１７年の設定なので、日付や曜日に戸惑うかと思いますがご了承下さい。
文字数 16,879
最終更新日 2021.04.17
登録日 2021.04.17
時計―それは時間を刻み、電池の切れるまで回り続ける。
時間は巻き戻らない。だからこそ今その一瞬一瞬が素晴らしきもの。
毎秒4.2程の新たな時が誕生し、毎秒1.8程の時が止まる。
時間は戻らない。
時間に任せて取り返しがつかなくなる前に行動をすべきである。
文字数 328
最終更新日 2020.12.17
登録日 2020.12.17
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