ミステリー 失踪 小説一覧
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1
会社は俺の家です――仕事始めに、牛さんは来なかった
「会社は俺の家ですから」
総務の牛島さん――通称・牛さんは、勤続20年。去年の忘年会でもそう言って、社長はその場で給料を1割上げると言った。翌月、本当に上がっていた。
年が明けた1月5日、仕事始め。牛さんは出社しなかった。
電話は留守番電話に落ち、メッセージに既読はつかない。社員名簿の住所欄にも緊急連絡先の欄にも、書いてあるのはこの自社ビルの住所だった。
手分けして聞き込みをすると、集まってくるのは年末29日の夜の話ばかり。壁の向こうで10分ほど続いた、釘を打つような音。バーの店先に出しておくよう頼まれたウォッカ。配達代行で買い占められた腸詰め。整体院に送られた「人生って何のためにあるんですかね」。
社長は警察と鍵屋を呼んだ。
会社は1階から5階まで。6階は、牛さんの家だ。
鍵の開いたその部屋で、俺たちが最初に目にしたものは――。
2
パンアメリカン航空-914便
ご搭乗有難うございます。こちらは機長です。
ニューヨーク発、マイアミ行。
所要時間は・・・
37年を予定しております。
世界を震撼させた、衝撃の実話。
3
帰りましょう家族のもとに
リストラに遭った砂部良二が、
妻に「自殺してくれ」と言われた。
彼は樹海で死のうと試みたが 失敗・・・?
目が覚めたら側に老人と婦人がいた。
彼らも同じ自殺志願者だったのだ。
悲しみと希望を樹海に埋める人達の
涙と感動の物語 。
4
蓮の水葬
「真相を全てお話します」
「ただし、私は私を可笑しいとは思いません」
戦後復興のシンボルとして、東京タワーが完成(竣工)した昭和33年。
不倫を続ける夫と、ひとりの"女"であり続けた母。
救われるのは、誰か?
5
百万年の孤独
世界中の人々から愛されるスーパーアイドル、ヨハン。しかし彼の心は虚ろだった。かれは成功したK−POPアイドルで、すべてを手に入れたかのように思われていた。しかし気づいたときには、一番大切なひとは彼のそばから永遠に去っていた。
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