ミステリー スパイ 小説一覧

6件
1

【完結済】妹の遺した嘘を、世界の真実に書き換える ~KGB数学者が設計した、たった一つの完全犯罪~

――犯人は、存在しなかった。 それを4年かけて証明したのは、他ならぬ兄自身だった。 1986年4月26日、チェルノブイリ原発事故。 21歳で被曝死した妹は、剥がれ落ちる皮膚の下で最期にこう遺した。 「事故じゃない。あれは、誰かにやられた」 兄・レフ・シャポシニコフはKGBに入局する。妹の言葉を、世界の真実にするために。 しかし4年後、モスクワ・ルビャンカの地下3階で、彼は自らの手で証明してしまう。 チェルノブイリは、ただの事故だった。妹の最期の言葉は、被曝と恐怖が作った幻だった。 真実は、妹を救わなかった。 ならば、真実に義理はない。 「私は数学者だ。証拠が存在しないなら、証拠に見えるものを配置すればいい」 英語刻印の金属プレート。実在しない作戦名「Scorched Earth」。クウェート経由の資金移動。すべては、CIAが実行していない陰謀を"実行したように見せる"ための、精緻な設計だった。 そして1990年10月、ワシントン。 アメリカもまた、湾岸戦争開戦のために"少女ナイラ"という嘘の証人を用意していた。 レフが利用したのは、その15歳の少女――大国に嘘をつかされようとしていた、もう一人の犠牲者。 冷戦を終わらせるための、たった一つの完全犯罪。 それは、17年後のクウェートの海で、一輪の白いジャスミンとして帰結する。 頭脳戦、騙し合い、そして贖罪。 KGB数学者による倒叙型スパイ・ミステリーの決定版――「真実を捨てた男が、白い花の下で人間に還るまで」の物語。
2
3

影の桜

🌸 影の桜(かげのさくら) ――沈黙の中で咲く、“国家の影”。 ⸻ 📖 あらすじ  日本政府の裏で暗躍する極秘諜報組織《黒桜》。  彼らの任務は、「存在しない国家の戦争」を代行すること――。  現場エージェント・**神崎蓮(かんざき・れん)は、裏取引の現場で奪取したデータの中に、  “外部”ではなく“内部”からの裏切りを示す暗号を見つける。  同僚の椿由奈(つばき・ゆな)**と共に真相を追うが、  そこには黒桜の創設者であり、外務省の官僚・君島洋輔の影があった。  次々と明かされる「国家のもう一つの顔」。  そして、かつての上官・**結城一鷹(ゆうき・かずたか)**が、沈黙を破って現れる――。  誰が味方で、誰が国家なのか。  守るべきは真実か、それとも“日本”という虚構か。  沈黙の街で始まった一発の銃声は、  やがて日本そのものを覆う“影の戦争”へと変わっていく。
4

千秋楽まで、あと

都内某所で連日に渡り男女3名の遺体が発見された。 被害者に共通するのは"劇団「ウィリアム」に勤めていた"、ということだけである。 捜査本部は連続殺人事件として捜査を開始。劇団ウィリアムへの捜査協力も仰ぎ、犯人逮捕へと急ぐ。 それに呼応するように、都内で大規模なサイバー攻撃が発生。 規模の大きい物流システムの一部アクセスが止まってしまい、短期間の間東京は大混乱に陥る。 そんな出来事が交差していたある日、劇団「ウィリアム」の座長である宇鷹 ユウは、捜査員の1人である兼賀行人に"ある提案"を持ちかけられる。 迫りつつある公演までに、犯人を逮捕できるのか―― ※このお話はフィクションです。実在する組織、団体、人物、事件などの全てとは一切の関係がありません。 また、舞台は現代日本(2020年〜30年代あたり)ですが、一部の科学技術や歴史は大きく異なっています。 長編小説は初めて書くので微妙にチマチマ書き直しています。 お付き合い頂けますと幸いです。
5

聡子ちゃんの体操着袋には戦闘服が入っている

 工作活動のプロを育成する過程に、性別を入れ替えて対象に接近する幼少期のカリキュラムがある。少年が少女に変装した工作員を通称「女子児童工作員」と言い、その逆を「男子児童工作員」と呼ぶ。  隠語であるこれら工作活動には、高度な守秘義務が求められることから、公安系公務員、それも情報を扱う幹部の子供から選抜されることが多い。  極道の家に生まれ、友人が極端に少ない小郡 紗代にとって、小島 聡子は大の親友であった。  しかし、中学1年の秋、突然転校してしまい、それ以降の消息が一切不明になってしまう。  紗代が18歳になった頃、実家の「小郡組」は振興勢力である菊田会との抗争によって壊滅し、一人娘の紗代は追われる身となる。  菊田会に捕まれば、楽に死なせてはくれない、そう思った紗代は、一人富士山麓の青木ヶ原樹海へ向かう。楽に死ぬために。  大量の睡眠薬を服用した紗代は、意識が朦朧とする中、親友の聡子によく似た戦闘服の男性によって救助される夢を見る。  しかし、一命を取り止めた紗代の視界には、聡子と似た女性が入ってくる。  彼女の名前は小島 弘美、自称小島 聡子の姉だと言う。  行く当てのない紗代は、そんな弘美に連れられ、都内のマンションへと向かうが。
6

僕は警官。武器はコネ。【イラストつき】

とある県警、情報課。庁舎の奥にひっそりと佇むその課の仕事は、他と一味違う。 その課に属する男たちの最大の武器は「コネ」。 大企業の御曹司、政治家の息子、元オリンピック選手、元子役、そして天才スリ……、 様々な武器を手に、彼らは特殊な事件を次々と片付けていく。 *各章の最初のページにイメージイラストを入れています! *カクヨムでは公開してるんですけど、こっちでも公開するかちょっと迷ってます……。
6件

アルファポリスのミステリー小説のご紹介

アルファポリスのミステリー小説の一覧ページです。
シリアスな探偵・刑事などの推理ものからコメディチックな学園ものまで、ミステリー小説が満載です。
「刑事」 「探偵」 「サスペンス」 人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。