SF 異能力小説一覧
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Secure, Contain, Protect
(確保,収容,保護)
「SCP財団」は、自然法則に反した異常な存在・場所・物体・現象(SCPオブジェクト。これらはそれぞれの「特別収容プロトコル(Special Containment Procedures)」のファイル番号で呼称される)の保護・研究を世界各国の政府より委任された秘密結社である。
財団はSCPオブジェクトが一般市民の目に触れれば彼らの日常生活や正常な感覚を揺るがすだけでなく、場合によっては人類の生存そのものを脅かしかねないと考えている。そのため財団は集団パニックや予想される混乱を避け、人類の文明を正常に機能させるためSCPオブジェクトを秘密裏に保管し、また一部のSCPオブジェクトについては、将来の脅威に対処するための知識を求めて研究を行っている。
機動部隊(MTFs)は財団全体から選抜された精鋭部隊で、特定の脅威あるいは我々の制御能力や通常の現場エージェントの専門知識を超えた状況に対処すべく動員され、彼らの名が示す通り施設や現場を必要に応じて転々とします。機動部隊の職員は財団にとって「最善の行動」を示します。
機動部隊は規模、構成、目的が非常に多岐にわたります。非常に攻撃的な異常存在に対処する訓練を受けた大隊規模の戦闘部隊は、数百名の兵士と補助職員と、車両、装備で構成され、世界中で脅威のため全員あるいは一部が投入されます。一方で小規模かつ情報収集専門あるいは調査目的の機動部隊も存在し、目的達成のために十分と考えられれば、数名程度の職員にも満たないものになります。
現場にいる間、機動部隊の隊員は、現地で行動するべき地元または連邦の法執行機関あるいは軍人として振る舞います。機動部隊指揮官は任務達成のために、現地付近の財団施設の職員や部隊に救援を要求することもあります。
文字数 27,309
最終更新日 2021.11.22
登録日 2017.11.07
異能力者と呼ばれる存在が認知されてからおよそ半世紀。突然の大災害により世界のほとんどは基盤から作り直され、その成果は異能と呼ばれる不思議な力を持つ者と化学の力の目覚ましい発展により再建され、社会の進歩は目覚ましかった。しかしその反面、犯罪行為も激化していた。
一つの大きな戦いが終わりあれから五年後、かつて最強の一人としてその名を轟かせた異能力者、黒渦真澄。彼女の従妹、黒渦竜莉は昔から目つきが悪いと言う理由から怖がられいつも一人だった。
そんなある日、竜莉は学校の慈善活動の一環で裏山の神社を掃除しに行くことになるのだが同然の事故に巻き込まれ意識を失ってしまう。暗闇の中で名前も知らない女性と対話した時、彼女の中に眠る強大な異能が目を覚ます。
これは異能力者達の非日常と非青春を描く物語。
ーー竜と時を刻む少女のお話ーー
※本作は「異能力者シリーズ」の本編にあたります。
この作品はフィクションです。実在の人物や団体など、事件等には一切関係ありません。また本作品には過激な描写が含まれます。
文字数 45,701
最終更新日 2021.10.22
登録日 2021.05.02
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