ファンタジー 妖狐×人間 小説一覧
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雲外蒼天のむらくも様
あらすじ
天狐への昇格を目指す、五百年生きた地狐の幼女・叢雲。彼女に与えられた試練は、黒門荘一〇二号室に住む鈴鳴家の次男・鈴鳴かざりを「正常」に戻すことだった。
人間への復讐心を胸に、意気揚々と黒門荘を訪れた叢雲だったが、そこで出会ったのは、セーラー服に身を包み、長い緑髪をツインテールにした、眼帯が特徴的な少女……もとい、女装が趣味の少年だった。
さらに、かざりは母親が生み出した特殊な「祝福の呪法」によって、常人離れした幸福と恩恵を与えられる一方、魑魅魍魎に供物として狙われる過酷な運命を背負っていた。そんな彼を守るため、叢雲は恐ろしい妖との戦いに挑む。
母の愛情がもたらした孤独と苦しみ、そして人間に故郷を奪われた過去を持つ叢雲。境遇の似た二人は、ぶつかり合いながらも互いの心に触れ、少しずつ絆を深めていく。
しかし、試練の本当の意味は、かざりの女装をやめさせることではなかった……。
人間嫌いの生意気な妖狐と、女装好きで甘えん坊な少年。
こうして始まる、凸凹な二人の奇妙で賑やかな共同生活。果たして叢雲は、かざりを救い、無事に天狐へと昇格できるのか――?
2
サクラの木の下で
この物語は、女子高生のサクラと、稲荷神社の境内に住む白狐の神様であるハクとの、時を超えた愛の物語です。
3
憑依合体――余命一年の青年、三分間だけ最強妖狐!
病によって余命一年のハヤノ青年。死ぬ前にせめて、何か社会の力になればと、バイトとボランティアに明け暮れていた。
ある日、ハヤノは隕石追突により半壊したオキツネ神社の、復興ボランティアに来ていた。
しかし、突然隕石から現れた魔物から、子供を庇い致命傷をおってしまう。意識が薄れ行くなか、同じく妖獣に殺されかけた、のじゃロリ妖狐タマヅラさまに取引を持ちかけられる。
「生き延びたくば、わらわと融合するのじゃ。そうすれば、一日に一度、三分だけじゃが、万能たる妖狐の力を、貸し与えることができる。さあ、恋人になるか、心中するか選ぶのじゃ!」
「恋人になったとして、何が望みなんです?」
「お主のはじめて」
「……は?」
「こちとら数百年間欲求不満だったんじゃぞ!」
しかし、相手は狡猾な妖狐。ハヤノが警戒し、契約を渋り続けると、とうとうタマヅラさまが本音を叫んだ。
「暗い中、ずっと一人はもういやじゃ! このまま天涯孤独で死ぬなんていやなのじゃあああ!」
「末長くよろしくお願いします」
ハヤノは、狐耳と尻尾を持つ美女に変化してしまった。自分の体の変化に戸惑いつつも、妖狐の圧倒的な力で魔物を撃退。見事子供を救出した。
この日より、肉食系妖狐の刺激的な同居生活が始まった。
その矢先、圧倒的な力を脅威と認識した、狩猟者組合に囚われてしまうのであった――。
これは、死にかけていた男子がのじゃロリ妖狐と一緒に、化物を狩り、幸福な同居生活を手にする物語。
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