ファンタジー 皇帝、皇后小説一覧
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皇帝の突然の崩御によって、国宝である護(まも)り刀の力が失われてしまった、皇雅国(こうがのくに)。結界を失い、『あやかし』に村ごと食われて天涯孤独の身となった沙夜(さよ)は、祖母の遺言で皇都の後宮にやって来ざるをえなくなった。彼女は番犬の玖狼(くろう)と共に、なんとか皇都にたどり着いたものの、町役人に門前払いを食らいかける。が、偶然通りかかった愚闇(ぐあん)という忍びに助けられた。彼いわく、沙夜の持つ『紹介状』には、なぜか『皇太后』の名前があるらしいのだ。なんとか後宮に入ることに成功した沙夜だったが、そこには権謀術数が渦巻いていた。
なぜなら、第一皇子と第二皇子は、腹違い。犬猿の仲ゆえに、後継として熾烈な争いをしていたからだ。
果たして国宝を無事取り戻すのは誰か。そして、国は救えるのか。
文字数 67,592
最終更新日 2023.09.26
登録日 2023.08.31
カレンは辺境伯の令嬢であったが、オカマで女嫌いの実父から虐待を受けていた。
さっさと娘を手放したかった父親は、カレンが十五歳になってすぐに、辺境伯と国境を接している北の蛮族の族長にカレンを嫁がせた。
族長は自国では皇帝と呼ばれており、四十超ではあったが、見た目はイケていて、虐待生活よりはマシだとカレンは婚姻を覚悟した。
だが、カレンの亡き母は、皇帝のかつての恋人で、結婚はカレンを辺境伯から救い出すための策であり、形だけのものであった。
辺境伯に疑われないように偽装結婚を継続して、カレンは皇后となるが、皇后となった瞬間、不思議な力に目覚める。
その力は辺境伯の家系に代々伝わる力で、爵位や地位によって効果が変わるという性質を持っていた。
実父を上回る力を得たカレンは、辺境伯に戦いを挑んでいく。
文字数 39,062
最終更新日 2023.06.26
登録日 2023.06.22
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