ファンタジー ウィルス小説一覧
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ある都市にウィルスがばらまかれた。ひとの脳をくるわせてしまう未知のウィルスだ。
またたくまに住人は感染、たがいに殺しあう。
物流はかんぜんに停滞。わずかに残った非感染者も、残り少ない物資を奪い合うのだ。
そんな街に閉じこめられた殺人鬼が、生き残りをかけて狂人たちとたたかう物語。
※主人公アダムは血も涙もない殺人鬼です。
狂人だろうが、生存者だろうが、おのれが助かるために犠牲にします。
アダムの特殊能力は、会話した相手に乗り移ること。
会話可能な生存者は、スペアの体でしかなかったのです。
一体だれが、なんのためにウィルスをまいたのか?
脱出をこころみる殺人鬼は、なぞに迫っていきます。
文字数 102,669
最終更新日 2021.10.21
登録日 2021.09.14
地上に蔓延る異形の生物であるルーインと、それらを駆逐しようとする人類側の戦士である討伐士は、地球での生存権を手に入れるため、日夜熾烈な争いを繰り広げていた。
主人公の坂梨聡琉は、討伐士を養成する教育機関のNAC養成所に在学する。所長に呼び出された聡琉は、民間企業から派遣されてきた中橋零那と出会う。彼女とは、戦場で出会ったことがある。所長は彼女に聡琉の育成役を押しつけ、同時に聡琉と零那で部隊を編成し、重要な案件を解決するように指示を出す。
同日、聡琉達が車で現場の倉庫街に向かうと、そこにはガイ・フォークスの仮面を着けた男の朽木十六夜が待ち構えていた。
十六夜を確保しようとするものの、彼と深い仲であった零那の動揺と、彼自身の実力が重なり、あえなく逃走を許してしまう。
午後、聡琉の自宅に友人が集まっての食事会兼作戦会議が行われた。その夜、十六夜と、彼が操作するルーインの「文明の破壊者」が潜むとされる研究所に突入したが、確保寸前で再び逃走を図られる。
あくる日、昼食時に文明の破壊者捕縛の計画を再度練る。
しかしその後、十六夜が、日本一国を滅亡させるための大規模テロを敢行。討伐士見習いの聡琉にも出撃要請が下り、輸送ヘリで直接現場に乗り込む作戦が急遽展開される。
だが、ヘリが飛行する最中、大規模な炎雲が他の応援ヘリを迎撃。聡琉達のヘリも墜落させられたものの、命からがら生き残る。
そこからの発動ポイントに向かい、先行していた零那との合流を果たす。
聡琉が文明の破壊者と対峙し、これまでの十六夜の悪行を知って激昂。落胆する零那を奮い立たせ、独りでに炎雲の発生源を破壊させる。
程なくして、激しい戦いで傷ついた聡琉は、自身の右前腕部を強制的にルーイン化させ、攻撃を継続する。圧倒的な戦闘力を得たことで無事に文明の破壊者の討伐に成功、亡国の危機を未然に防いだ。
文字数 54,653
最終更新日 2020.07.04
登録日 2020.04.06
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