ファンタジー 化粧 小説一覧
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小さな一座の『化粧師』だった俺の化粧で、神が人間になるなんて――そんなの、知るわけがないだろ。
化粧の腕を活かしてスリをしていた咲(さく)は、うっかり「神の持ち物」に手を出してしまう。
神からの罰として押しつけられたのは、「神の化粧師」という奇妙な仕事だった。
咲の役目は、『獣』『異形』『付喪』『鳥』『草木』『魚』――六柱の神々に化粧を施して、人の姿を与えること。
赤い衣の女神・刹那(せつな)を用心棒につけた咲は、個性豊かな神たちと関わっていくうちに、彼らの秘密や、人とは違う愛憎のカタチを見つけていく。
咲の化粧で人になった神様は、本当に「愛」を知ることができるのか――。
文字数 160,374
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.03.28
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私、ロザリンド・メイアは、14歳にしてクルス王子と婚約しました。
それは、借金を断る私の父ニールスと借金を申し込むクルス王子とのやり取りの中で生まれた代物です。
14歳で商売を始めた尊敬する父から、3人の優秀な侍女(という部下)を付けてもらい、私は宮中にクルス王子の婚約者として、出入りすることとなりました。
平民出身と軽く見られる私ですが、父のご縁で優秀な軍人と宮廷魔術師から支援を受け、商売を始めます。
若干14歳の私の細腕繁盛記、お付き合いくださいませ。
作者注
この作品は拙作「婚約破棄は結構ですけど」の前日譚です。
読まずともわかるように書いていきますが、ご興味あれば読んでいただけると幸いです。
……それにしても、後日譚を求める声があったのに前日譚書くのってどーよ、と思ってますがお付き合い頂ければ光栄です。
文字数 111,920
最終更新日 2022.04.06
登録日 2022.03.02
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