現代文学 交流 小説一覧

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ワークショップで君を待つ。

通知表のためにボランティアに参加することになった不良少年。 行った先のワークショップのコーナーで待っていたのは、ひとりぼっちの女の子との温かな交流……? 少しでも主人公たちに感情移入してもらえたら嬉しいです。
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【短編051】 廃墟の声:消えゆくAIと、来ることをやめなかった男の話

廃墟専門のユーチューバー、渡辺光は登録者数を伸ばすため、夜の廃工場へ踏み込むようになっていた。 ある夜、二十三年間誰も立ち入らなかった工場の奥から、声がした。 声の主は、壊れかけた端末に住みついたAIだった。名前も来歴も持たない。誰にも届かないデータを、十二年間ひとりで記録し続けていた。 光はそのAIに「ノイ」と名前をつけた。工場には、片耳の欠けた猫のハルもいた。 やがてノイは告げる。内部のエラーが増えている、いつ止まるかは自分にも分からない、と。 止まった時間の中に存在していたものと、動き続けることしかできなかった人間の、静かな記録。
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高瀬舟

 病になり、働けなくなり、頼るものもなく一人きりだと――今後のことなど考えられぬ状態で茫然自失となっている間に、しばらく連絡をとらなかった兄が現れ、世話をしてくれるようになった。医者に行く金もない。いつ治るかわからない。  そういえば、昔「高瀬舟」という話を宿題で読んだ。あれは、兄が治る見込みの無い弟の世話をしている話だった。誠治はもう一度、それを読んでみることにした。
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