ライト文芸 ほっこり・じんわり大賞エントリー 小説一覧
5
件
1
早春の大粒の雪が舞う東京 30歳過ぎのサラリーマンが凍結した道路で転んだ少女を学校まで支えて送った・・ あたりまえのことから、尊敬する女性と出逢えた・・
風が強く吹くそんな早春 水仙の花がやや下を向いて 照れたような可愛い花 汚れていないなあ 福寿草は雪を押し上げて 咲いてくれる
東京の朝の通勤快速を降りて 私は会社へ向かって歩く もう10年を超えた とはいえ今朝は大粒の雪が、舞い踊るように降り続ける 雪の輪舞といった光景 駅前から路面がすでに凍結していた 「・痛いっ」の声に振り向くと 女子高校生が転んで 足を立て直せずにいた ・・ 「どうしました?」「・足をくじいたかも・」・・私は照れくささは二の次にして、「私の肩につかまり立ちしてください」・雪が容赦なく、舞い落ちてきている。 がんばっている人たちを応援して、自分はまあふつうに・無神経と内気は同居していた・・
文字数 6,780
最終更新日 2025.04.10
登録日 2025.04.10
2
なぜ、人には言えない心の内を
通りすがりの猫に話してしまうんだろう...
広い世界の中で、どれだけの人と出会い、
言葉を交わし、その人の正直な心を知ることができるんだろう...
とある町をうろつく1匹の三毛猫。
その飼い主である萩野雫(ハギノシズク)は、文房具会社の事務をしている。
誰にも話せない悩みや愚痴を通りすがりの三毛猫にこぼす町の人々。
誰にも(猫以外)話していないはずなのに、ある日そのお返事がポストに届く...
人の心を、1匹の猫[オンプ]が受け止め、
綴り屋[雫]が綴り、繋ぐ、密かな密かな物語。
※他サイトにも掲載中です
文字数 23,924
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.06.24
3
上司からのパワハラや嫌がらせ、恋人の浮気と、人生上手く行かず疲れ切った岸本美玲は死ぬことを決意する。しかし、せっかくだから死ぬ前にずっと行ってみたかったフランスへ行くことにした。そこで高校時代のクラスメイトである、中川誠一と再会する。
誠一との再会、同じツアーで出会った新しい友人、壮大な歴史的建造物など、日本であったことなど忘れて思いっきり旅行を楽しむ美玲。
これは美玲がゆっくりと生きる希望を見つける物語。
La vie en rose:読み方は「ラヴィアンローズ」です。フランス語で薔薇色の人生という意味です。
楠結衣様(X:@Kusunoki0621)から素敵な表紙をいただきました!
ありがとうございます!
ノベマにも掲載しています。
文字数 83,224
最終更新日 2024.07.16
登録日 2024.06.27
4
5
文字数 4,236
最終更新日 2019.07.26
登録日 2019.07.26
5
件