身分さ 小説一覧

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その婚約破棄には、根拠がない

「リディア。君との婚約を破棄したい」 卒業まであと七週間。聖女候補のリディア・アーデンは寮の大広間で大勢が見ている前でそう告げられた。理由は休暇中の不貞。証人もいる。 ただしリディアにはその男性と会った覚えはない。 証拠は彼が会ったと言っていることだけ。ただそれだけ。 言い返せば品位を疑われ、鳴けば認めたことになる。 四年間の聖女教育はこういう時の答えを教えてはくれなかった。 そこへ口をはさんだのは普通科の生徒。 「ねぇ。今の変じゃない?」 ノア・ヴェルナーは四年生。本日は荷物係。 空気が読めず配慮はない。そして…話の穴だけは正確に見つける。 「君の発現には根拠がないんだ。」 証拠のない婚約破棄を証拠の話だけで崩していく。
恋愛 連載中 短編
感想数 0 文字数 41,281 最終更新日 2026.09.14 登録日 2026.09.01
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王女付き護衛、月下に名を奪われる

王女付き護衛として王宮に入った夜、首筋に刃を当てられた。 「その名は偽り。灰庭の密偵だろう」——正体を見抜いたのは第一王子。 告発されぬ代わりに課されたのは、王女を守り、得た情報をまず王子へ差し出すこと。 嘘で生き延びてきた女は、守りたい命と、奪われた名の狭間で揺れる。
恋愛 連載中 短編
感想数 0 文字数 29,447 最終更新日 2026.03.02 登録日 2026.03.01
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~超能力探偵レア・ホームズは第三王子にロックオンされる~身分違い過ぎて周りの反応があれなので勘弁して欲しいんですけども?

ここは中世ヨーロッパ風の世界、アーロッパ。 そんな世界にある、王立貴族魔法学院に通う男爵令嬢レア・ホームズ。 それがこの物語の主人公(ヒロイン)。 彼女は人には無い力を持ち、それを使って多くの謎を解き明かしてきた。 そんな彼女を人々はこう呼ぶ。 名探偵ホームズと。 此度の推理は第3王子に突きつけられた婚約破棄。 王子の依頼を受け、彼女は探偵としてその謎に迫る。 だけの筈だったのだが……事件解決後、何故か王子に求婚されて彼女は困り果てる。 「家、男爵家なんで王族との婚姻とか無理ですから。周りからの反対圧力が酷いんでマジ勘弁して下さい」 これはレア・ホームズが学費の為に数々の謎を解きつつ、王子に追いかけ回される物語である。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 52,027 最終更新日 2020.06.05 登録日 2020.06.03
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感情の無い聖女様は、公爵への生贄にされてしまいました

「――私など、ただの〝祈り人形〟でございます。人形に感情はありませぬ……」 悪逆非道の公爵の元へと生贄として捧げられてしまった聖女は、格子の付いた窓を見上げてそう呟く。 公爵は嗜虐に満ちた笑みを浮かべ言い放つ。 「これからは、三食きちんと食べてもらおう。こうして俺のモノとなったからには、今までのような生活を送れるとは思わぬことだな」 ――これは、不幸な境遇で心を閉ざしてしまった少女と、その笑顔を取り戻そうとする男の物語。
恋愛 完結 短編 R15
文字数 7,454 最終更新日 2026.02.26 登録日 2026.02.25
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