「路」の検索結果

全体で5,183件見つかりました。
33 12
歴史・時代 連載中 長編
天正二年、長島。 雨が止んだ。それは、織田の鉄砲が再び「火」を噴く合図だった。 周囲を囲むのは、美しくさえある鉄と逆茂木の檻。逃げ場はない。 ​泥濘が兵の足を呪いのように掴み、死臭が混じった風が水路を撫でる。 坊官は、その絶望を冷徹な数字に置き換えていた。 残存兵力、食糧、矢じりの数。そして、これから失われる命の「割合」。 ​「私は、勝つと思っていない」 ​ふなは血に染まった水路を漕ぎ、重蔵は熱を失った炉で矢を打ち、かわは絶望に狂いゆく民を観察する。 英雄もいなければ、救済もない。あるのは、巨大な暴力に摩耗されていく肉の音だけだ。 ​歴史が「根切り」と呼んだ、凄惨な消耗戦の記録。 その最深部で、坊官はひとり筆を執る。 包囲網を、呪わしき理で解体するために。 泥濘の聖域外伝 カクヨム:長島異聞録 ―― あるいは、泥濘の流路 https://kakuyomu.jp/works/2912051600145715300
大賞ポイント 12pt
文字数 59,243 最終更新日 2026.06.20 登録日 2026.05.12
歴史・時代 連載中 短編
逃げてきた女と見張りの男の話
大賞ポイント 12pt
文字数 10,192 最終更新日 2026.06.04 登録日 2026.01.19
歴史・時代 完結 短編
冴は、お代次第であらゆることを請け負うよろず屋だった。 よくある依頼は用心棒。 陸路で運ぶ荷を守り切るだけでなく、襲った野盗を皆殺しにすることで知られていた。 本編『龍神の娘』には入りきらなかったエピソードを、短編として公開します。
大賞ポイント 8pt
文字数 8,370 最終更新日 2026.05.03 登録日 2026.05.03
歴史・時代 完結 短編 R15
担ぎの薬売りの弓弦斎と茂吉。お得意さんに請われれば、悪しきモノを祓う拝み屋もした。腕っぷしの立つ茂吉が持つ道中差しは『刃』が落としてある。どういう経緯(ゆくたて)でそうなったのか。旅路をともに辿る二人以外にも、思いやる事の大切さ、そして、その【証文】により二人の絆がより深まる、というお話です。
大賞ポイント 6pt
文字数 13,541 最終更新日 2026.05.20 登録日 2026.05.20
歴史・時代 完結 短編
【あらすじ】 慶応四年。上野の山に立てこもる彰義隊に対し、新政府の司令官・大村益次郎は、ついに宣戦布告した。降りしきる雨の中、新政府軍は午前七時より攻撃開始。そして――その最も激しい戦闘が予想される上野の山――寛永寺の正門、黒門口の攻撃を任されたのは、薩摩藩兵であり、率いるは西郷吉之助(西郷隆盛)、中村半次郎(桐野利秋)である。 後世、己の像が立つことになる山王台からの砲撃をかいくぐり、西郷は、そして半次郎は――薩摩はどう攻めるのか。 そして――戦いの中、黒門へ斬り込む半次郎は、幕末の狼の生き残りと対峙する。 【登場人物】 中村半次郎:薩摩藩兵の将校、のちの桐野利秋 西郷吉之助:薩摩藩兵の指揮官、のちの西郷隆盛 篠原国幹:薩摩藩兵の将校、半次郎の副将 川路利良:薩摩藩兵の将校、半次郎の副官、のちの大警視(警視総監) 海江田信義:東海道先鋒総督参謀 大村益次郎:軍務官監判事、江戸府判事 江藤新平:軍監、佐賀藩兵を率いる 原田左之助:壬生浪(新撰組)の十番組隊長、槍の名手
大賞ポイント 4pt
文字数 4,502 最終更新日 2023.05.25 登録日 2023.05.22
歴史・時代 完結 短編
舞台は文政年間、八百八町が最も華やいだ時代の江戸。  両国広小路に近い長屋で、貸し物屋(損料屋)『九十九屋(つくもや)』を営む慎蔵(しんぞう)は、江戸のあらゆる階層に生活道具を貸し出し、回収する日々を送っている。  しかし、彼には人知れぬ「裏の顔」があった。回収した古道具の中から「人の執念」が染み付いた品を選び出し、特製の凸凹レンズを組み合わせた「からくり幻燈機」で、その持ち主の歪んだ本性を障子に投影して眺める――。そんな覗き見の悦楽に耽る、倒錯した観察者だったのである。
大賞ポイント 4pt
文字数 20,255 最終更新日 2026.05.20 登録日 2026.05.19
歴史・時代 完結 短編
冴は、お代次第であらゆることを請け負うよろず屋だった。 よくある依頼は用心棒。 陸路で運ぶ荷を守り切るだけでなく、襲った野盗を皆殺しにすることで知られていた。 本編『龍神の娘』には入りきらなかったエピソードを、短編として公開します。
大賞ポイント 3pt
文字数 7,883 最終更新日 2026.05.06 登録日 2026.05.06
歴史・時代 完結 ショートショート
天までのびると言われるほど背の高い柳がゆらゆらとそよぐ柳小路。そこにはいわく付きの女の霊が現れると噂されていた。ある晩、主から訳ありの荷と共に言伝を預かった丁稚の六助は、噂されていた柳小路へと向かうが……。悲哀と愛しさに溢れた歴史時代物サスペンス。
大賞ポイント 3pt
文字数 9,383 最終更新日 2023.07.02 登録日 2023.07.02
歴史・時代 連載中 長編 R15
 十七世紀後期、アフリカの希少部族、マヒ族は奴隷狩りによって滅ぼされた。  生き残ったマヒ族の若き狩人、デンババとカンガの二人はその特殊な能力を認められてオランダへ、さらにカピタンに転売されて日本へと連れてこられた。  江戸で黒人に興味を持った水戸光圀の手によって、彼らは水戸へと赴くこととなる。  だが、光圀には二人に目を付けた理由があった。  水戸藩が建造した巨船「快風丸」に乗せ、蝦夷地(北海道)へ向かわせるためだ。 「石狩アイヌの長老、ハウカセに会え」  それが二人に課せられた密命だった。  快風丸は一路、北へ。  石狩の奥地へ向かった二人は身に覚えのない罪でアイヌたちに捕えられる。  そんな二人を救ったのは「村はずれ」と呼ばれる二人の少女イリカとエマリヤだった。  私利私欲に走る次郎左にそそのかされた急進派のサマイカチはデンババたちと少女二人を抹殺しようと謀る。  四人を襲う危機また危機!  決戦の時が迫る。  デンババたち二人は密命を果たせるのか。  命を狙われた少女たちの運命やいかに。  水戸と北海道を舞台に驚異のアフリカン・パワーが炸裂する!  寒山時代劇アワー・水戸黄門外伝第三弾!   異色のハードボイルド時代冒険活劇、堂々登場!  麺屋寒山、渾身の一品です。  とくとご賞味あれ。
大賞ポイント 2pt
文字数 102,207 最終更新日 2025.08.02 登録日 2025.05.08
歴史・時代 完結 長編 R15
2024年、ノーベル平和賞を被団協──日本原水爆被害者団体協議会──が受賞する。二度と核兵器が使われない世の中を目指し、1956年に被爆者の全国組織として長崎で結成されたこの組織の活動が評価されたことは大変意義深い。  しかしながら、未だに核は廃絶の道を進まず、世界に広がる事を止めてはいない。 人が日常生活を送る街に非道の兵器が投下されて80年が経とうとしており、生き証人も1人、また1人とこの世を去ってゆく。これからの人々が、少しでも核兵器廃絶もしくは使用の岐路に立った時の判断材料になることを願って、私はこの物語を描こうと思う。
大賞ポイント 2pt
文字数 11,669 最終更新日 2025.08.15 登録日 2025.08.05
歴史・時代 完結 短編
【あらすじ】 伊奈忠次は、徳川家康が関東へ移った時に、その関東の開発・行政を担う「関東代官頭」に命じられた。 忠次は家康の信頼に応えるべく旺盛に活動し、そして今、ある水路の開発に取り組んでいた。 もう何度目の再工事―その始まり――を迎えたことだろう、その水路の開発は困難を極めた。 関東平野――武蔵野は平坦なように見えて、水を通すには高低の差を読みづらい。 またしても水を通すことに失敗した忠次は、枕草子からある着想を得る。 【表紙画像】 「ぐったりにゃんこのホームページ」様より
大賞ポイント 1pt
文字数 4,292 最終更新日 2023.05.25 登録日 2023.05.25
歴史・時代 完結 短編
本能寺の変、勃発。 主君・織田信長と弟たちを失った森長可は、越後から本領・美濃兼山へ向け、死地の木曾路を駆け戻る。 だが、信長の威光が消えた山中では、昨日まで味方であった者たちが牙を剥いていた。 飢え、疲れ、追手に狙われながらも、鬼武蔵は奇策をもって木曾福島城へ乗り込む。 人質として連れ去られた幼い岩松丸。 乱暴で無茶苦茶で、けれどどこか憎めない鬼武蔵。 血と笑いと山風の中、二人の奇妙な道行きが始まる。
大賞ポイント 0pt
文字数 8,158 最終更新日 2024.03.19 登録日 2024.03.19
歴史・時代 連載中 長編
 伊賀忍びの江戸元締として活躍した俳人、松尾芭蕉の苦難の旅路の記録。  第一話 松尾芭蕉の名句『古池や蛙飛びこむ水の音』の誕生秘話。  第二話 伊賀忍の掟に逆らいつつ、俳諧師となった松尾芭蕉(宗房)の出発点の物語。  第三話 伊賀の里に生まれた者の宿命に抗う俳諧師(はいかいし)、松尾芭蕉の知られざる貌。 「野ざらし紀行」の冒頭の「野ざらしを心に風のしむ身哉」に込められた 芭蕉の秘められた想いとは?
大賞ポイント 0pt
文字数 3,653 最終更新日 2024.06.08 登録日 2024.06.08
33 12