「思想」の検索結果

全体で236件見つかりました。
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幕末の信州上田藩。 藤井松平家の下級藩士・芦田家に、柔太郎と清次郎の兄弟が居た。 兄・柔太郎は儒学を学ぶため昌平黌へ、弟・清次郎は数学を学ぶため瑪得瑪弟加塾へ、それぞれ江戸遊学をした。 嘉永6年(1853年)、兄弟は十日の休暇をとって、浦賀まで「黒船の大きさを測定する」ための旅に出る。 品川宿で待ち合わせをした兄弟であったが、弟・清次郎は約束の時間までにはやってこなかった。 時は経ち――。 兄・柔太郎は学問を終えて帰郷し、藩校で教鞭を執るようになった。 遅れて一時帰郷した清次郎だったが、藩命による出仕を拒み、遊学の延長を望んでいた。 ---------- 神童、数学者、翻訳家、兵学者、政治思想家、そして『人斬り半次郎』の犠牲者、赤松小三郎。 彼の懐にはある物が残されていた。 幕末期の兵学者・赤松小三郎先生と、その実兄で儒者の芦田柔太郎のお話(になる予定)。 ※この作品は史実を元にしたフィクションです。 ※時系列・人物の性格などは、史実と違う部分があります。 【ゆっくりのんびり更新中】
大賞ポイント 3,085pt
文字数 30,697 最終更新日 2024.06.04 登録日 2023.05.31
 もし、織田信長が超平和主義者だったら。  誉れを、誇りを、戦国の武将が持つものを全て要らぬ物としたら。  きっと、戦国布武などせず。  自国の尾張に引きこもるのでは無いでしょうか。  そして、自国の民の平和を守る為ならどんな卑怯で卑劣な手でも使って、敵を倒してしまうのでしょう。  何故なら、思想が違うだけで織田信長は常識の外にいる人なのだから。  歴史改変痛快コメディ!  自国の尾張だけで充分です!?  襲い来る今川、武田、上杉等の最強国達。  ひょんな事から、未来の将軍である足利義昭を助けたせいで大変な事に!?  足利義昭様は何故か平和な尾張が気に入り、居候?! しかも、妹のお市に恋をしアタック開始?  おいおい、勘弁してくれよ!  スローライフを過ごしたい織田信長に振りかかる災難の数々。  果たして、信長は尾張を守り平和な日々を守れるの!?  ※ 本作品はフィクションです。 如何なる歴史、地名、人物とは一切関係はございません。  ※無双も無く、天下統一を目指す内容ではございません。  ※織田信長のイメージを改変している為、正史ファンの方にはお薦め出来ません。  以上を踏まえまして、それでも良いよと言ってくださる方。  少しでも楽しんで頂けたら幸いです。  
大賞ポイント 549pt
文字数 16,341 最終更新日 2024.06.14 登録日 2022.05.30
尊皇 二本松藩の泰平の眠りを醒ましたのは、尊皇攘夷の嵐だった――。 文久2年、思いがけず名家を継いだ二本松藩の番頭、大谷鳴海の視点から二本松藩内における幕末動乱、そして天狗党騒乱を描きます。 【主要登場人物】 大谷鳴海……主人公。義弟の縫殿助の死により彦十郎家を継ぎ、詰番・番頭と出世していく。 <彦十郎家> 二階堂水山(信義)……鳴海の義兄であり、先代彦十郎。鳴海の父親代わりを務める。 二階堂衛守……鳴海の義弟。 大谷信吉(養泉)……鳴海の実父。 玲子……水山の妻。鳴海の養母。 りん……鳴海の妻。 <上司・同僚> 大谷与兵衛……六番組番頭。大谷家本家の当主。 大谷志摩……詰番。与兵衛の息子。 丹羽丹波……二本松藩家老座上。 日野源太左衛門……家老。 丹羽和左衛門……郡代。 丹羽新十郎……郡代。和左衛門の養子。 丹羽一学……番頭。後に家老に出世。 小川平助……山鹿流の兵法学者。 三浦十右衛門(義制)……藩の砲術指南指南役。 <五番組の部下> 大島成渡……経済感覚に優れている。 笠間市之進……糠沢組代官。 丹羽権太左衛門……長柄奉行 原兵太夫……弓術師範の免状持ち。 杉内萬左衛門……鍛冶奉行。奥右筆も兼任。 小笠原是馬介……伊東流槍術が得意。 大谷右門……与兵衛の次男。 <二本松藩内の勤皇思想家> 藤田芳之助……剣豪として知られた藤田三郎兵衛の孫。 三浦権太夫(義彰)……丹波や藩公にも直言を辞さない。 安部井清介……父子共に勤皇思想の持ち主。 <商人> 中島黄山(長蔵)……二本松藩の御用商人。城下で蚕種業を営む。 宗形善蔵……針道の富豪。生糸の買付問屋を営む傍ら、貸金業も営む。 <水戸藩・守山藩関係者> 猿田(田中)愿蔵……水戸藩の郷校時雍館の代表。天狗党。 藤田小五郎……水戸藩の改革派、藤田東湖の四男。天狗党。 三浦平八郎……守山藩の顔役。 攘夷の嵐の中で、宿命を背負った武士は二本松を救えるか――。
大賞ポイント 525pt
文字数 300,014 最終更新日 2024.06.14 登録日 2023.08.17
「奔波の先に~聞多と俊輔~」は、幕末から明治初期にかけての日本の歴史を描いた小説です。物語は、山口湯田温泉で生まれた志道聞多(後の井上馨)と、彼の盟友である伊藤俊輔(後の伊藤博文)を中心に展開します。二人は、尊王攘夷の思想に共鳴し、高杉晋作や桂小五郎といった同志と共に、幕末の動乱を駆け抜けます。そして、新しい国造りに向けて走り続ける姿が描かれています。 小説は、聞多と俊輔の出会いから始まり、彼らが長州藩の若き志士として成長し、幕府の圧制に立ち向かい、明治維新へと導くための奔走を続ける様子が描かれています。友情と信念を深めながら、国の行く末をより良くしていくために奮闘する二人の姿が、読者に感動を与えます。 この小説は、歴史的事実に基づきつつも、登場人物たちの内面の葛藤や、時代の変革に伴う人々の生活の変化など、幕末から明治にかけての日本の姿をリアルに描き出しています。読者は、この小説を通じて、日本の歴史の一端を垣間見ることができるでしょう。 Copilotによる要約
大賞ポイント 30pt
文字数 246,030 最終更新日 2024.06.15 登録日 2023.09.26
格之進と八兵衛は水戸への帰り道。ある日中国・明からやって来た少女・玲華と出会う。 麺料理の材料を託された玲華の目的地は、格之進の恩師・朱舜水が在する水戸だった。 旅する三人を清国の四人の刺客「四鬼」が追う。故郷の村を四鬼に滅ぼされた玲華にとって、四人は仇だ。 しかも四鬼の本当の標的は明国の思想的支柱・朱舜水その人だ。 敵を水戸へは入れられない。しかし戦力は圧倒的に不利。 策を巡らす格之進、刺客の影に怯える玲華となんだかわからない八兵衛の珍道中。 迫りくる敵を迎撃できるか。 果たして麺料理は無事に作れるのか。 三人の捨て身の反撃がいま始まる! 寒山時代劇アワー・水戸黄門外伝・第二弾。全9話の中編です。 ※表紙絵はファル様に頂きました! 多謝! ※他サイトにも掲載中
大賞ポイント 0pt
文字数 36,965 最終更新日 2022.06.01 登録日 2022.05.25
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