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花のお江戸でVtuber?
歴史・時代小説ジャンルのルールの限界に挑む!WEBコンテンツ大賞参加作品。
◽️あらすじ
それはまだ落語寄席が一般でなく、相撲と歌舞伎ぐらいしか巷には娯楽のなかった江戸の治世。
夜の蝋燭の灯りが揺らめく中、突如として現れる不思議な影。人に似た姿を取るその絵は歌を歌い、人々を笑わせる。
それは時代の陰で人知れず高貴な者の側にいた妖怪である守妖(もりあやかし)の、未来予知ができる者の発案で始まり、江戸の奇人・平賀源内が形を作った新たな娯楽「ぶいちゅうばあ」であった。
高位の守妖らは人間に姿を変える力を持つが、それ以外の殆どの者は人語を話すに留まる。
しかし彼らはその不思議な力を活かす方法として、「写し絵」の技術に目をつける。
特殊な墨と筆、そして微弱な妖力を込めることで、あたかもそこに生きているかのような幻影を映し出すことができる。
この幻影を通して、彼らは都の流行や噂話、時には自身の住む里の珍しい出来事を語り、声もまた妖力によって反響させ、遠くまで届かせることが可能なのである。
活動場所は、主に夜間の辻々や、寺社の境内など、人が集まる場所。
江戸庶民は最初こそ奇妙な光景に戸惑うも、次第にその話術や歌の面白さに惹きつけられていく。
しかし人気が出るにつれ、正体バレやお上からの内容規制など新たな問題も発生して……
文字数 9,758
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.05.31
Webコンテンツ大賞にエントリー
飢饉の時代、若き小作人・五助は痩せた土地と降らぬ雨に苦しみながらも、懸命に畑を耕し続ける。村の窮状は深まり、腐った米や干し野菜でしのぎながらも、五助は仲間や幼馴染のお芳と共に、笑いと工夫を忘れずに暮らしをつなぐ。
やがて、村の外からの支援や隣村との交流が始まり、五助はただ耐えるだけでなく、未来を耕す決意を固めていく。病や役人の圧力、自然の厳しさが襲いかかる中で、人々は火を分け合い、言葉と食を通じて結束を深めていく。
五助の歩みは、飢えの闇の中で見つけたかすかな希望の光となり、村に新しい命と笑顔を取り戻してゆく——これは、誰もが胸に抱く「明日を生きる」物語。
文字数 161,533
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.05.31
商人たちで賑わう平野郷の茶屋で働く美知子に婚姻の申し込みがあったという。美知子はおじさんとは結婚したくないと言い、孝之介のいた寺まで愚痴を言いにきた。
幼馴染の孝之介は、どんな男が来たのか偵察してくると言い茶屋へと足を向けた。
しかしその男の言う《みちこ》は、幼馴染の美知子とは似ても似つかない女のようでーー
※史実を交えたフィクションです
Webコンテンツ大賞エントリー中。ブクマ、エール等で応援してもらえると助かります
文字数 5,074
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.05.28
8世紀中頃のボェの国(現チベット)。古い神々を信じる伝統派と仏教を信じる改革派が相争う宮殿で、改革派に与する国王ティデ・ツクツェンが暗殺された。首謀者は伝統派の首領、宰相バル・ドンツァプ。偶然事件を目撃してしまったナナム・ニャムサンは幼馴染で従兄弟の太子ナツォクを逃がそうとするが、ドンツァプと並ぶ伝統派の実力者である伯父ナナム・マシャンに捕らえられ、ナツォクを奪われる。王宮に幽閉されたナツォクを助けるためニャムサンは、亡き父の親友ゲンラム・タクラ・ルコン、南方元帥グー・ティサン、東方元帥チム・ゲルシクと協力し、ナツォクの救出に奔走する。
民間伝承のような勧善懲悪ストーリではなく出来るだけ史実に沿うよう努力しています。参考文献は自分のWebサイトで公開中です。
文字数 156,998
最終更新日 2021.01.10
登録日 2020.09.24
8世紀中頃のボェの国(チベット)
御家争いを恐れ、田舎の館に引きこもっていたナナム・ゲルツェン・ラナンは、ある日突然訪ねて来た異母兄ティ・スムジェによってナナム家の家長に祭り上げられる。
都に上り尚論(高官)となったラナンは、25歳になるまで屋敷の外に出たこともなかったため、まともに人と接することが出来なかった。
甥である王(ツェンポ)ティソン・デツェンや兄マシャンの親友ルコンに助けられ、次第に成長し、東方元帥、そして大相(筆頭尚論)となるまでのナナム・ゲルツェン・ラナン(シャン・ゲルツェン:尚結賛)の半生を書きました。
参考文献はWebに掲載しています。
文字数 143,260
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.01.11
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