「こねて」の検索結果
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件
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
文字数 7,513
最終更新日 2022.04.25
登録日 2022.04.22
すべてが滅びにむかう世界を少年は、旅をする。
彼のことを忘れて久しい世界を。ありえたかもしれない未来を取り戻すために。
誰もがおそれていた魔王の復活。伝説のままに餓狼を象った兜と鎧は漆黒。
あまりにも強大なその力と、配下の魔族たち。西域すべての国家は、連合してこれに立ち向かおうとしたが、戦乱は、世界すべてを巻き込み、すべてを焼き尽くしていく。国が失われ、街が消え、人々は悲鳴をあげて逃げまどう。
すべてが、魔王によって支配されようとしたそのとき。
さらに凶悪なる力が降臨し、これに立ち向かった。魔王にも拮抗するその力の持ち主は「災厄の女神」と呼ばれた。
ふたつの勢力は争い、荒廃だけが、広がっていく。
魔王が復活すれば、こうなることはわかっていた。そう人は言う。
だが、聞こう。本当にわかっていたのか。
現実に起こっていることは、本当に魔王の為せる業なのだろうか。
人は言う。
なにを屁理屈をこねている。現実に魔王の軍勢にまた、ひとつ街が滅ぼされたではないか。
少年は旅をする。
彼のことを忘れて久しい世界を。ありえたかもしれない未来を取り戻すために。
文字数 188,449
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.04.19
舞台はとある世界にある、和の国。
長い戦乱の世を治めた北条尊治という大名と家臣である里中雪之丞の年越しのお話。
平和が訪れてから三年の月日が流れ、恋人たちは蜜月の時を過ごして……とはならなかった。
互いに忙しいうえ、家臣の雪之丞は遠く離れた土地にて辣腕を奮うべく派遣され、会えるのは一年のうちほんの数日のみ。
それでもどんなに忙しくても年越しだけは共に過ごせていたが、今年はそうはいかなかった。普段頑丈で病など知らぬ尊治が病に倒れたのである。
尊治と月を見ながら酒宴をするために、城に櫓を建設した雪之丞だったが、知らせを聞き残念に思いながらも尊治の身体を心配し、一人酒を飲み気を紛らわす。
しかし、今年は一人で過ごすしかないと寂しく思ったのもつかの間、何故か此処に居る筈のない尊治が現れた。
どんなに急いでも雪之丞の元まで数日はかかる道のりの筈だが、そこに居るのは紛れもない尊治だった。
「遅くなってすまぬ」
優しく微笑む尊治。
だが雪之丞は知らない。ほんの数刻前まで「絶対に行く!」と家臣に駄々をこねていた尊治の姿を。
●戦国時代風の最強ラブラブカップルの話です。ネタは種袋ルネッサさんのtweetで、草津玲緒さんとのリプ会話から話が生まれました。一部ネタは草津玲緒さんから頂き、イラストは、さやいんげんさんから頂きました。
文字数 2,719
最終更新日 2020.01.01
登録日 2020.01.01
ジョージアナは貴族令嬢という幸運な地位に生まれ育ち、何不自由ない満たされた生活を送っていた──かと思いきや、彼女にもそれなりに悩みはあった。それは、自分に無関心な両親。もっとちゃんと私を見てほしい、叱ってほしい、そして愛してほしい、と駄々をこねていたら、叔父さんの大大大失態で貴族の称号を剥奪され、両親に捨てられてしまう。
しばらく路肩で寝転ぶ生活をしていたが、運悪く奴隷商人に捕まってしまい、奴隷オークションに出品される。彼女を破格の値段で競り落としたのは、ある美しい魔法使いの男で、一体何をさせられるのかと思いきや、言われたのは「お前は今日から僕の弟子だ」。
魔法使いの弟子、というステキな響きに浮かれるも、じつは彼は、まさにこの道のプロフェッショナルと呼ぶべき、レベル100の〝潔癖さん〟であった!
ジョージアナのことも〝汚い!〟と気持ち悪がる彼だったが、同じ屋根の下で暮らすうちに、〝彼女だったら汚されてもいい〟〝むしろ彼女の×××でドロドロに汚されたい〟と夜な夜な潔癖さんなのに妄想する変態へ覚醒していく。
ご都合主義的展開ばかりで恐縮ですが、楽しんで頂けたら幸いです。
※この作品は「小説家になろう」様でも公開しています。
文字数 26,938
最終更新日 2021.12.03
登録日 2021.08.01
文字数 17,714
最終更新日 2023.04.25
登録日 2023.04.25
ゴーレムに転生した主人公の物語です。人外転生と言うありきたりな設定ですが、チートは無しで、俺TUEEEE! 要素は少ないです。 主人公はひたすら粘土で武器や調理器具などを作って、異世界でサバイバルをしていきます。生産4、戦闘5、その他1 ぐらいの割合です。
※読者参加型の小説にチャレンジしています。投票によって主人公の進化先が変化していきます。ゲームと小説の真ん中。そんな新しい小説をモットーにしている作品です。よろしくお願いします!
登録日 2016.11.08
僕<シュルト=ローレンツ>は、300年前の過去からやってきた。過去では父親を暗殺され、母には絶縁され、大好きだった兄とも生き別れた。そんな僕を救ってくれたのは未来からやってきた魔法士の<リリアナ=ソレル>と、剣士の<ジークハルト=フィーニ>だった。
未来でまったく新しい生活を開始した僕は、リリアナからの願いで、世界の平和を脅かす災禍『ネジマキ』を倒すためのゴーレムを造ることになった。
それとほぼ同時に、リリアナは「私はこれから366日をかけてひとつの魔法を完成させます」そう言い残し、一切の言葉を喋らなくなった。『ネジマキ』を倒すための大魔法だと彼女は教えてくれたけど、それ以上の話はしてくれない。
今日も彼女は僕にキスをしてから戦いに赴き、僕はひとり工房でゴーレムを造りはじめる。
魔力を帯びた粘土をこねて固めて、術石を埋め込み、仕上げに呪文を唱えてできあがり。できたゴーレムを鑑定院に持ち込み、闘技場のバトルに参加させる。僕のゴーレムはスライムの体当たりですら簡単に砕けてしまう。レベル1の壁すら超えられないこの僕に世界を救うことなんて本当にできるのだろうか。
僕が最強のゴーレムを造るのが先か、『ネジマキ』によってこの世界が滅ぼされるのが先か。これは僕の造ったゴーレムが、世界を滅ぼすために生まれた災禍『ネジマキ』を倒すまでの物語――
※小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 104,738
最終更新日 2022.05.19
登録日 2021.09.17
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