「定時退社」の検索結果

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  二十年前、ダンジョンが出現して、人類は異世界と『共存』することになった。  社畜である味道司(みどうつかさ)には、出会いがない。  就職して、早や五年。コールセンターの管理職は人事ストレスが絶えないブラック職だ。 「そろそろヤバイよね、俺の人生……」  転職という文字が頭に浮かんで消える。  今の職場は年収が一千万近くあるのだ。定時退社もできる。福利厚生も厚い。これを手放すのは馬鹿だ。  しかし、出会いがない。そんなとき、日本企業の食品製造工場が、あちらの国にできたというニュースを見た。  スマホを開くと、その食品工場の求人広告が目に入る。  もしかしたら、出会いもあるかもしれない。 「バイトしようか。こっちだとバレたらやばいけど、あっちだったら……世界が違うもんな。まずバレない」  たいがいのダンジョンには高速道路から分岐する道が続いていて、自分の車で異世界とこちらとを往復しているサラリーマンも珍しくない。 「よし。深夜バイトしよう。派遣とかいいな、食品工場とかならマスクと帽子で顔も見えないし」  異世界に出会いを求めて何が悪い?  出会った異世界人はなんとサキュバスのメロウ。彼女の本業は……なんと公務員。  移民関係のトラブルの調査が専門で、バイトは息抜きだという。  人事管理になれている司は、ライン製造から倉庫の管理、更にはコンビニ店舗の運営まで手掛けてしまう。  そんな司の働きぶりを見て、メロウは「ちょっと手を貸してよ、あたしの本業に」と新たなトラブルに司を誘うのだった。  他の投稿サイトにも掲載しています。
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小説 36,392 位 / 185,422件 ファンタジー 5,549 位 / 42,655件
文字数 21,901 最終更新日 2022.10.16 登録日 2022.10.15
BL 完結 短編 R18
初島輝空はここしばらく定時で退社している。理由は犬を飼い始めたからだ。という噂が社内を流れている。しかし、定時退社した初島は、犬が待つ家にまっすぐ帰るのではなく、直属の上司である佐田澄仁とラーメンを食べに行っていた。そしてそのまま二人で初島の家へ……。 Dom/Subユニバースの設定をお借りしています。 年下Domが年上Subを甘やかすお話。
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小説 185,422 位 / 185,422件 BL 24,059 位 / 24,059件
文字数 6,757 最終更新日 2022.10.31 登録日 2022.10.31
児童書・童話 完結 ショートショート
ここは伊豆大島。 1月24日に関してだけは、小学校は放課後、すみやかに帰宅を命じている。 学校どころか、商店は営業を早々切りあげ、民間企業や、町役場でさえ定時退社を勧められるのだ。 その夜は外出を控えるようにしなくてはならない。とくに海だけは見てはならない決まりごとがある。 約束を破ると、日忌様(ひいみさま)の死の災いを受けるというのだ。 昨年の晩秋、埼玉県から大島に引っ越してきた蓮(れん)はふしぎに思うのだった。 ※本作は『小説家になろう』様でも公開しております。
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小説 185,422 位 / 185,422件 児童書・童話 3,232 位 / 3,232件
文字数 1,990 最終更新日 2020.02.17 登録日 2020.02.17
「毎週金曜日ははやくカエルの日です。今日はスケルトン達を定時退社させます!」  嗚呼……どうしてこうなっちゃったの?  聖女と呼ばれていた私、ルーシア・プロミネンスは故郷を滅ぼされた日、勇者様に拾われた。  今まで勇者パーティの回復役として頑張っていたのに……。  あの日、勇者様は仲間だった魔法使いの女とひとつになり、捨てられた私は転移魔法で魔族の国へ落とされた。  これは勇者♂に捨てられ、魔王♀に拾われた私が聖女としてのスキルを使い、混沌とした《ブラックな》魔物社会を変え、世界に革命《働き方改革》を起こすまでの物語。 「困っている者が居たなら人間でも魔族でも助ける! それが私のポリシーです!」  そして、今日も私は聖女の双丘で魔物達を包み込むのです。なぜって? 私の胸は回復力が溢れていて、昔から聖なる果実《メロン》と呼ばれているから……。 「いやいや、どんな果実《メロン》だよ!」by魔王♀
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小説 185,422 位 / 185,422件 ファンタジー 42,655 位 / 42,655件
文字数 78,458 最終更新日 2019.03.08 登録日 2018.10.12
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