「寒い時」の検索結果
全体で5件見つかりました。
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たまに夢を見る。
駅の改札から逃げ惑う人々。
" 〇〇が無事で "
私の腕の中でどんどん冷たくなっていくーー。
" 本当によかったぁ "
ーーの腹部から流れ出る血。私はハンカチで力一杯抑える。だけど、止まらない。
" ずっと怖くて言えなかった "
寒い時に握るとカイロの代わりになって暖かいーーの手。今は信じられないほど冷たいーーの手が出血部を抑える私の手を握った。
" おれはずっとお前のことが "
その夢を見た後は酷い喪失感に苛まれる。それはまるで、大切な何かを忘れてしまったような感覚。
それでも、
「かーわーいーいー!どの服もミリアたんにピッタリ!端から端、みんなちょうだい!」
という騒がしい父に、
「あははは!今日も寝坊したんだって!お嬢様!」
「ま、俺たちは昨日の夜から今まで飲んだくれてるんだけどな!」
「よっ!人でなしー!」
「ちげぇねぇ!ぎゃははは!」
毎日飲んだくれる領民達に囲まれて幸せな日々を送ってます。
文字数 23,959
最終更新日 2023.11.21
登録日 2023.11.21
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寒い時期になると温かい飲み物が恋しくなります。
緑茶、玄米茶、コーヒー、そして紅茶。
ティーパックじゃなく、ちゃんとした茶葉で紅茶を淹れることを最近覚えたので、そのやり方を紹介します。
文字数 1,021
最終更新日 2022.12.30
登録日 2022.12.29
元は捨てられた野良猫だった。
子猫だった私は空腹で衰弱しきっていたが
幸運にも幼い少女に拾われ飼われる事となった
私は少女とその両親の3人に大切に育てられていた
寒い日は嫌いだ。そんな寒い時期を3度ほど越え
また寒い時期がやってきた頃
少女とその母親が家に帰ってこなくなってしまった。
でも、これまでにも3人のうちの誰かが何日か帰ってこなかったがあったし
特に気にもしていなかったのだが
家によく人が来るようになった。
最初は5人ぐらいの人が家の中で何かを作っていた
花が置いてあってその中心には少女と少女の母親の絵が飾られていた
気になって行ってみたけど部屋から追い出されてしまった……
次の日、大勢の黒い人達が家に来た
知らない人は苦手だから遠くから見ていたら
みんな少女と母親の絵の前で泣いていた
再び最初に来た5人が家にきて、また何かを作るのかと思ったけど
どうやら片付けていたみたいだった
黒い人達だけでなく少女の父親もずっとも泣いていた
おかげで私は御飯をもらえなくて困ってしまい父親に催促してみた
『御飯がほしい!』と言ってみたけど全然くれなかった
すごくお腹が減ってきたから何度も言ってみたり
甘噛みしたり爪で少し引っ掻いてみたりもした
そしたら少女の父親に怒鳴りつけられ蹴り飛ばされた
爪で引っ掻いたのはダメだったのかな……
蹴られたお腹がすごく痛い……
次の日もその次の日もずっと蹴られたところが痛くて
やがて私は御主人様の用意してくれた寝床から動くことができなくなった
数日が経ち、瞼をあけるのも辛くなってきたある日
目を開くと少女の父親が涙を流しながら私に向かってなにかを言っていた
爪で引っ掻いた事まだ怒ってるのかな?
『……ごめ…なさ……』
言おうとしたけど声が思うように出なかった
そんな事よりも今はとにかくお腹が痛くて
なんだかすごく眠い…
再び瞼を閉じると少女の父親は一際大きな声で泣きわめき
そこで私の意識は途絶えた。
※続きを書くかは需要次第です。当方初心者投稿者なので温かい目で見守ってください。
文字数 4,468
最終更新日 2022.09.28
登録日 2022.09.27
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