「第七版」の検索結果
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いつも私は人様のご気分を損ねないよう、邪魔にならない場所でじっとしています。じっとしているのは得意です。母と暮らしていた時も斎明寺家にいた時も私はずっとじっとしていたからです。誰にもご迷惑をお掛けすることなく静かに一人でラジオを聞いていられたら私は他に何もいらないのです。
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ふんわり大正っぽい世界観。お金持ちの家で実の父親や本妻、異母兄姉に冷遇されている孤独な少女が変わり者の男の人に身代わりとして嫁がされて最終的に幸せになるっていうよくある話です。シンデレラストーリーはなんぼあってもいいですからね。全文一人称視点です。
時代考証はなんとなく。ラジオの技術だけちょっと進んでいる。
作中に女性蔑視、男女差別の表現・記述があります。そのあたりに地雷のある方は読まない方がいいと思います。
参考文献
・『新明解国語辞典』第七版,三省堂,2012年
・『デジタル大辞泉』,小学館
・本文一部でグーグル翻訳の結果を参照
文字数 88,405
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.05.13
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これは、2020年に新明解国語辞典第八版を通読したとき、印象に残った言葉のメモです。
私が、新明解国語辞典を初めて手にしたのは、高校1年生の時です。高校から、授業で使用する辞典として指定されたのが、新明解国語辞典でした。
『新明解国語辞典第四版』で、【プディング】の語釈を読んで以来、私は『新明解国語辞典』の虜になりました。洋風の、ぷりんぷりんした生菓子。カスタードプディングが代表的。[なまって、プリン]と書いてありました。
プリンの語釈が、「ぷりんぷりんした生菓子」。「この国語辞典を作った人は、天才だ!」と思いました。
新明解国語辞典の虜になった私は、ただ言葉を読むだけではなく、語釈を順番に読んでみたくなりました。これまで通読の途中で4回挫折しました。第七版を5回目の挑戦でやっと読み通すことができました。
第八版は、2020年11月20日から12月26日までの37日間をかけて読みました。
これをお読みになった方も、ぜひ1度、国語辞典を通読する楽しさを味わってみて下さい!
文字数 14,911
最終更新日 2024.03.15
登録日 2024.03.10
とある田舎町に住むまゆは、幼なじみの里恵ちゃんのことが好きだった。
年上である里恵が社会人になり、顔を合わせることが難しくなっても、変わらず里恵ちゃんを想い続けている。
その一方で、まゆには同じく幼なじみである恋人・真登(まさと)がいた。
高校を中退し、家族との会話もなくなってしまったまゆ。
週の半分はアルバイトをして、残り半分は家でじっとしているだけの生活のなかで、里恵ちゃんへの想い、真登との関係、両親とのかかわりについて考えをめぐらせる。
参考文献
山田忠雄・柴田武ほか編、二〇一二年『新明解国語辞典』第七版、三省堂。
文字数 87,966
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
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