「腕立て」の検索結果

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 骨折などそうそうあることではない。ので、 観察日記を執筆することにします。  一日目 ご飯を食べテレビを見てて笑っているとふと、手がぷよぷよした感覚に包まれた。  見るとそこには炎症か何がしかを起こし腫れ上がった薬指と小指が!  取り敢えず手を消毒し、ビニールテープで小指と揃えて止める。  これは一般的なボクサー骨折と呼ばれるものへの対処法であり、おそらく正確な処置ではない。  幸いにして痛みはなく、腫れ上がり地の巡りが悪いこととそれにより指先が冷えている以外に特に弊害も無し。その日は夜遅く明日に備え床につく。  床につき目を閉じ、眠りにつくまでの僅かな間に腫れ上がった手を観察すると、感覚的には可動域が腫れ上がることで物理的に狭まり、曲げればヤバいだろうことは直ぐに分かる。  不安を少し感じつつ、その日は就寝。  次の朝、掌を確認するとそこそこ治っている。 腫れは少し引き、痛みは無し。血の巡りも元通りに指先の温度も温かい。  その日は仕事を終え、市販されている冷却剤と、テーピングのみで処置を終え、次の日には整形外科へと訪れた。  診断によれば、軟骨の損耗と軽いひび割れ。  そのまま処置をして貰い、帰路に着く。  そして、一週間程で腫れ上がり平たい手の甲は元の形を取り戻し間接は筋との境が痛むがほぼ完治。  骨折から二週間と少し程度で治る軽い骨折で、 折れるのでなくひび割れなので直ぐに治りました。  因みに原因は木人での間接の鍛練や、外壁への強い殴打によるスパーリング、指縦伏せ等の関節への過度な負荷だそう。  背負い袋に雑誌を詰め込んでもいたので、それも原因でしょう。  私は、手刀・裏拳・脚撃・殴打を多用する、 所謂『骨格で殴る』タイプなので負担が大きく、 今回負傷となりました。が、本来は裏拳のみで突く事で負傷を抑えるのがセオリーです。  いざ、という時に怪我で戦えませんでは意味がありませんので。  ですので、今回は謂わば遣り過ぎ。 関節を強くし拳を固める為の鍛練を遣り過ぎ負荷が許容を越えた形になります。  爪を剥がし、筋を引きもしたことがありますが、 これらと違いヤバいと感覚で分からない為に興奮していると気付かないという別の恐ろしさがあり、 個人的には二度となりたくありません。  当たり前ですが。  皆さんは腕立て伏せは掌で、殴打は裏拳にしましょう。勿論ウェイトは専用のトレーニング器具で!  さもないと、私の様に爪は剥がれ、皮は裂け、 筋は引きつり、骨は砕ける事になりますよ。
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小説 185,545 位 / 185,545件 エッセイ・ノンフィクション 7,865 位 / 7,865件
文字数 2,834 最終更新日 2021.12.18 登録日 2021.12.16
ここは魔法が発展したアステル王国。 星の導きにより、国民は必ず『炎・水・氷・風・雷・地・光・闇』の九属性のどれかを宿すことになり、魔法を探究し極めることを生業としていた。更には各属性の頂点に立つ者は"帝"と崇められ、総称【星帝九大魔法師】と呼ばれていた。 そんな中、魔法の名門フェニックス家の次男である僕——リオン・フェニックスは、魔法史上歴代最高の魔力量を保有すると言われ期待されていた。 当然修行なんてすることもなく、チヤホヤされたまま成長し『神星アステル魔法学園』の入学6ヶ月前に行われる、属性測定儀式『星の導』を迎えることとなる。 そこで僕は九属性どれにも当てはまらない——『癒』の属性を宿していたことを知る。 世にも珍しい『癒』属性に、先生や周りの生徒から羨望の眼差しを受けるも、使える魔法はかすり傷が修復できる程度の【ヒール】だけ。 しかもその【ヒール】も一度使用すると、魔力をごっそりもっていかれ気絶してしまうという始末。 当然周囲からは入学前に無能と蔑まれることとなる。 そんな中僕に手を差し伸べてくれたのは——驚くほど全身を真っ黒のドレスに身を包んだ先生だった。 「もし、死ぬ気で這い上がる気力があるなら、私の言う通りにしなさい。今日から睡眠時間は3時間。毎日腕立て、腹筋、スクワット、そして全力で走り続けること。あなたの気絶する【ヒール】を使いながらね」 学園入学までの6ヶ月間。 死ぬ気の修行を行った『無能』な僕は、規格外の成長を遂げて………。 魔法史上初、ヒールしか魔法が使えない魔法師の学園無双が始まる!
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小説 185,545 位 / 185,545件 ファンタジー 42,624 位 / 42,624件
文字数 8,150 最終更新日 2021.12.02 登録日 2021.11.27
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