「黒字」の検索結果
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侯爵家の莫大な借金を黒字に塗り替え事業を成功させ続ける才女コリーン。
だが愛する婚約者の為にと寝る間を惜しむほど侯爵家を支えてきたのにも関わらず知らぬ間に裏切られた彼女は一人、誰にも何も告げずに屋敷を飛び出した。
流れ流れて辿り着いたのは獣人が治めるバムダ王国。珍獣ミミルキーが生息するマサラヤマン島でこの国の第一王子ウィンダムに偶然出会い、強引に王宮に連れ去られミミルキーの生態調査に参加する事に!?
魔法使いのウィンロードである王子に溺愛され珍獣に癒されたコリーンは少しずつ自分を取り戻していく。
そして追い掛けて来た元婚約者に対して少女であった彼女が最後に出した答えとは…?
完結済全6話
文字数 30,983
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.21
伯爵家の令嬢クレアは転生者だ。幼い頃から魔力を鍛え、知識チートによって実家の財政を黒字化させてコツコツと生活環境を豊かにしてきた。しかし伯爵家にはクレアの他に子供がいなかった。クレアは仕方なく父親の持ってきた縁談を受けることにした。トントン拍子に進んだ縁談だったが、本人を目の前にしてクレアは唖然とする。なぜならこれから自分と結婚する相手が知らない女と仲睦まじく腕を組んで現れたからだ。自分のポケットマネーを使うなら愛人の一人や二人囲うことに文句は無いけれど、うちには愛人のためにくれてやるお金は銅貨1枚たりともありません。ということでまとめて返品します。不良品なので。
文字数 3,205
最終更新日 2023.05.29
登録日 2023.05.29
現代日本において平々凡々と暮らしていた俺が、いつものようにだらだらとネットをしているときに見つけたその広告が、俺の運命の始まりだった。
「ファンタジー世界で会社経営してみませんか? ──冒険者を雇ってダンジョンに行こう!」
そんな煽(あお)り文句の広告を見つけて、ありがちだなぁと思いながらも、「会社経営」という部分に興味を惹かれた俺は、広告先で何気なくクリックを続けて行ったのだが──そうして辿り着いた先は、お約束の異世界。
ただ、俺の知っているお約束とちょっと違ったのは、その世界で俺は、冒険者を雇って営利活動をする会社の、経営をしなければならないということだった。
レベルが高い冒険者を雇えば、その分だけ高い賃金を支払わなければならないこの世界で、黒字経営を実現するためにあの子を雇ったりこの子を雇ったりと試行錯誤をする俺。
でもそんなことをしているうちに、俺はいつの間にか美少女冒険者たちに囲まれていて……えっ、これってほとんどハーレム状態?
※以前に短編で投稿した作品の、連載版です。
※小説タイトル変更しました。旧題:異世界で冒険者カンパニーの社長をしています→異世界の冒険者カンパニーで美少女冒険者たちを雇っています→現在
登録日 2015.09.09
伯爵家の令嬢クレアは転生者だ。幼い頃から魔力を鍛え、魔力チートや知識チートによって実家の財政を黒字化させてコツコツと生活環境を豊かにしてきた。しかし義妹であるライラが婚約者のマークを連れてきたことによってすべての歯車は狂い始める。ライラとマークは連日のように性質の悪い友人たちを屋敷に招いていかがわし気なパーティを開くようになったのだ。マークはメイドに片っ端から手を出すような女好きな上に粗暴な性格をしており、クレアが個人的に雇った使用人であるアリアにもその魔の手が及ぶ。もはやこの屋敷にはいられないと思ったクレアは伯爵家を出ていくことを決意したのだった。
文字数 10,680
最終更新日 2021.10.03
登録日 2021.10.02
はるか昔、現代においては珍しくないお話だが
険悪の仲の2人がシェアハウスで同じ家になってしまった。
それは、『猿と蟹』だ。
あーーー柿ピーうめぇー!!お酒のつまみになるし最強だなぁ!
やい、カニ!
あんたは何故海からあがってきたんだ?
いや、それはこっちのセリフだ!
何で山から降りてきたんだい?
『知らねーよ!!』
『あーお腹すいた…』
そう、お互いの共通点は
『お金を持っていない』ことだった。
ある日、カニは『おにぎりもらったぞ!』
とドヤ顔していた。
猿は『見せてよ!!』といってある事に気づき
カニに
『おまえとは暮らしたくない!俺はたらふく美味しいものを食べてくるからな!横歩きしか出来ないおまえは出来ない事だけどな!俺は自転車乗って移動できるからね!』
『あー横歩きしか出来なくて悪かったね!出てってくれ』
それから『サルカニ合戦』は始まった。
残されたカニは…
おにぎり奪われなくて良かった…あぁー美味しいー
あ、柿ピー残ってる…
『確かに美味いわ…』
次の日からご飯どうしようか…
残しておいた食材は全部食いしん坊の猿に食われてしまった…
『このクソ猿め!!!』
猿は自転車3時間かけて目的地に到着
そこには大量にお弁当が捨てられていた。
(ゴミ行き…いや、これまだ食べられるんじゃない?あーーーやっぱり美味い)
とそこに
『て、、店長!!猿が!!』
と悲鳴があがった。
店長がきた。
『おや、絶滅危惧種の日本猿!珍しい!キミはどこから来たのか?』
『俺の家、ウザイ相方がシェアハウスなのに一方的に出てけと言ってきてお腹空いてこっちにきたんだ。』
『キミ、日本語話せるのかい?』
『もちろんさ!って何で食べられるものを捨てるんだ?食べ物を大事にしてよな!本当にここのお店のご飯は美味しいよ!』
店長はそのアルバイトの女の子に
『悪くないしむしろマスコットキャラでこの赤字の店を黒字にしたい』
と説得して
何と猿がアルバイトへ昇格したのだった。
店長
『ここは寒いけど売れなくなったご飯置いておくからここで暮らしな』
『え?いいんすか?ありがとう!』
『後はキミはです、ますを付けてお話出来ればカンペキね!』
『ありがとうございます!』
その住処は【ウォークイン】であった。
つまりペットボトルの冷蔵庫の裏であった。
それから相変わらず食いしん坊ではありつつ
レジや品出しも全てこなし、さらに特技といえるジャンプでお店の蛍光灯を1発で替えたり
高いものに届かない人に代わりに取ってあげるなど優しい事をして店長企画の『マスコットキャラ猿』は大成功で
今までお客さんはほとんど常連さんしか来なかったのにクチコミでお客さんが増えて捨てられる商品もなくなって
黒字へ成功したのだった。
もちろん猿はアルバイトだから
給料ももらえて好きなものを買いたい放題だった。
文字数 1,993
最終更新日 2019.12.18
登録日 2019.12.18
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