水由岐水礼

水由岐水礼

基本、読む側の人です。書く方は息抜き&気分転換といった感じで、のんびりとマイペースにやっています(作品の更新は、私の体調&気力&気分次第かなと)。
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 短編。「イメージ・ショート(ふと思い浮かんだイメージを、物語っぽく文章化したもの)」の一編。  サンタクロースと僕。Present for you……? (現在、本作品は「アルファポリス」と「小説家になろう」にて掲載しています。)
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小説 183,618 位 / 183,618件 現代文学 8,216 位 / 8,216件
文字数 5,616 最終更新日 2020.05.10 登録日 2020.05.10
現代文学 完結 ショートショート
 掌編。「イメージ・ショート(ふと思い浮かんだイメージを、物語っぽく文章化したもの)」の一編。  夜。闇。黒なのは……。 (現在、本作品は「アルファポリス」と「小説家になろう」にて掲載しています。)
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小説 183,618 位 / 183,618件 現代文学 8,216 位 / 8,216件
文字数 1,234 最終更新日 2020.05.09 登録日 2020.05.09
現代文学 完結 ショートショート
 掌編。「イメージ・ショート(ふと思い浮かんだイメージを、物語っぽく文章化したもの)」の一編。 「どっちでもいいよ」の、その先に……。 (現在、本作品は「アルファポリス」と「小説家になろう」にて掲載しています。)
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小説 183,618 位 / 183,618件 現代文学 8,216 位 / 8,216件
文字数 1,338 最終更新日 2020.05.08 登録日 2020.05.08
[注意(これを書いておかないと、タイトル詐欺になりそうなので)]  この作品は、表面上ミステリーの皮を被ってはいますが、いろいろとデタラメで、推理モノと言えるような代物ではありません。なので、真面目に推理をすると、後々に馬鹿を見ることになるかと思いますので、ご注意ください。  ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★  それにしても……と、フォークと口を動かしながら慎也は思う。 (こんなはずじゃ、なかったのにな……)  刑事を辞めて探偵事務所を開こうと決心した時、確かハードボイルドな探偵を目指していたはずなのに……。  テーブルの上には、チョコレートケーキ&ティーセットがあり。それを囲んでの、若者たちとのちょっと遅めの夕方のティータイム。  ああ、なんてアットホーム感のある光景なんだろう……。  ハードボイルド……。その響きとは、似ても似つかない。あまりにも掛け離れすぎている。  ハードボイルドは、どこへ行った?  やはり、煙草も吸えないような超甘党童顔男には、端からハードボイルドなど無理だったんだろうか。 (でも、まあ……これはこれでいいか)  結構楽しいし……。本当のところ、今ではもう、慎也の中にハードボイルドへの拘りはあまりなかったりする。  それどころか、幽霊の女の子までいる、一風変わったこの事務所の温かな家族的(アットホーム)な雰囲気を慎也はとても気に入っていた。  刑事だった頃にはなかった安らぎが、今の生活にはあった。  ハードボイルドの夢は破れたが、ユーモアミステリーの世界も悪くないものである。  ソファーに背をあずけ瞼を閉じると、半年前の出来事が脳裏に甦ってきた。 (──以上、「FILE・#1 神谷探偵事務所の諸事情」本文より抜粋) (現在、本作品は「アルファポリス」と「小説家になろう」にて掲載しています。)
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小説 183,618 位 / 183,618件 キャラ文芸 4,471 位 / 4,471件
文字数 139,030 最終更新日 2018.12.22 登録日 2018.11.24
 ……助けを求める声。頼りない響き。  胸元には、正義のあげた真っ赤なペットボトル。少女は、それをとても大事そうに抱えている。  華奢な肩が小刻みに震えている。  漆黒の双眸が儚げに揺れていた。  我知らず、身体が勝手に動いていた。  正義は少女の許へと引き返していた。  着ていたブルゾンを脱ぎ、震える小さな肩に掛けてやる。  その時、少女と目が合った。 「名前は?」  またもや、勝手に口が訊ねていた。  少女の顔に笑みが広がる。 「……麻理亜」  ──ま・り・あ。  およそ、吸血鬼には似つかわしくない。  けれど、目の前の少女には似合うと思った。  真っ赤な唇から零れ三つの音は、合わせると聖母様と同じ響きを持っていた。 (──以上、本文より抜粋) (現在、本作品は「アルファポリス」と「小説家になろう」にて掲載しています。)
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小説 183,618 位 / 183,618件 ライト文芸 7,032 位 / 7,032件
文字数 59,192 最終更新日 2018.11.22 登録日 2018.11.04
 不可解なもの。  おかしなもの、変なもの。  不気味なもの。  有り得ないもの。  非科学的なもの。  それの呼び方は、いろいろあるだろう。  不可思議、ミステリー、というのもありだろう。  そんないくつも考えられる呼び名の中から、僕は「不思議」という言葉を選んだ。  その単語に、「さん」を付け、「不思議さん」。僕はそれをそう呼ぶ。  なぜだかは、まったく分からない。  それは、物であったり、人や生き物であったり、時には何かの現象であったり。いろんな形で、僕の前に現われる。  何の規則性もなく、統一感もない。正体は不明で、最後まで全く意味不明な時もある。  けれど、僕には正体不明で意味不明なものであっても、僕の前に現われるのだ。そこには何かの意味があるんだろう、と思う。  だから、僕はそれを無視したりしない。  現われれば、いつでも、僕は不思議さんに付き合うことにしている。 (──以上、第一話『雨の日、明日を探す少女』本文より抜粋) (現在、本作品は「アルファポリス」と「小説家になろう」にて掲載しています。)
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小説 183,618 位 / 183,618件 ライト文芸 7,032 位 / 7,032件
文字数 22,301 最終更新日 2018.11.10 登録日 2018.11.01
 ……どこまでも続く、大草原。  ──僕は誰だ?  その自問を繰り返しながら、僕はただひたすら前へと進む。  どういうわけなのか、僕は何も覚えていなかった。……僕は記憶を失っていた。  いったい、ここはどこなのか?  僕はいったい誰なんだ?  いくら歩いても果ての見えないこの草原と同じように、僕の記憶世界にもただ無限の闇が広がっていた。  そこには、何もない。  僕は誰なのか。何度心の中で自問してみても、答えは見つからない。  一条の光さえも射す気配はない。  時ばかりが無為に過ぎてゆく……。  ……まったく何も思い出せなかった。  自分の名前さえ分からないまま、僕は広大な世界を彷徨い歩く。 (──以上、本文より抜粋)  素直に考えるならば、この作品はファンタジーということになるのでしょうが、書いた当人がファンタジーというものを意識(志向)して執筆した物語ではないので……迷った末、「児童書・童話」に登録しました(大枠ではライト文芸にも当てはまると思うのですが、別サイトのジャンル登録との兼ね合い上、そちらに合わせてこちらも児童向けのところに)。 (現在、本作品は「アルファポリス」と「小説家になろう」にて掲載しています。)
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小説 183,618 位 / 183,618件 児童書・童話 3,233 位 / 3,233件
文字数 9,310 最終更新日 2018.11.04 登録日 2018.11.04
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