人と人との間で思う

誰もが生まれるものを選ぶことはできない。突然生まれて、突然死ぬ。



それと同じように、誰もが自分の生まれた環境、身体、顔は選ぶことはできない。だから、その持って生まれたものの中で誰もが何とかやりくりし、今を生きている。



だが、やりくりといっても人は決してそれに満足しない。毎日が不満との戦いである。



そしてその不満は、時として自分の周囲の人へと撒き散らしたり、挙句の果てには、自分の精神を極限までに押しつぶし、自分の命を絶つものまでいる。



あの二人もそうであった・・・・
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