【完結】少しでもあなたの力になれたなら
この国には、一度結婚するとその後何があってもその人と添い遂げなければならない、という決まりがある。
私は双子の姉が良家に嫁ぐ事ができるよう、姉の短所を隠すための身代わりとして育てられてきた。
そんな姉の婚約が決まり、もう身代わりは必要なくなったため、私は森に捨てられてしまう。
森の中で途方に暮れている私に、一人の男性が手を差し伸べた。
サフィーロと名乗ったその男性の家で、私は使用人として働く事になり、そこで心が荒んでしまった十四歳の少年グラナートと出会う。
※視点が頻繁に変わりますのでご注意ください。
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