【世にも奇妙な物語風短編集】
[付き添い人]
この世界には二種類の人間がいる。
──光か、闇かだ。
性別と同じように、自分は表なのか裏なのかを判断して人は生まれる。
裏の人間は表の人間に付き添い、生涯を共にする。
これが当たり前の常識で、疑問を持つことなどなかった。なかった、はずだった。
……どうして俺の前にパートナーは現れないんだ!
[ぺこぽぺ]
ぺこぽ ぱぷ ひぇか──
少女はただにこにこと笑い、言葉を発することはなかった。
転校初日、色んな人が彼女に話しかけたが、それを全て無視した。ただ笑っているだけ。不気味と感じたクラスメイトから避けられるのは時間の問題だった。
[優しい世界]
──優しさ制度です。ここでは思いやりを持って人と接しないと、罰が下されます
ベンチに座っていた男は、不意にどこかへ飛ばされた。そこにいたのは仮面をつけた人々。
どうやらここは『優しさ制度』というものを取り入れている場所らしい。
[クリーニング]
着ない服を捨てようとしたら母に止められた。こんな古臭いデザインのカーディガンなんてもう着ないのに。
そう思うのに、なぜか私はそれをクリーニングへ出すことを拒否できなかった。
──私を直して
[改 注文の多い料理店]
注意:この話は宮沢賢治『注文の多い料理店』をベースに、大幅に改変しています。
こいつぁ有名な注文の多い料理店じゃないか。最後にゃ僕を食べるつもりなんだ。
だが僕は運がいい。なんせ、結末を知っていて挑めるんだからね。
この世界には二種類の人間がいる。
──光か、闇かだ。
性別と同じように、自分は表なのか裏なのかを判断して人は生まれる。
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……どうして俺の前にパートナーは現れないんだ!
[ぺこぽぺ]
ぺこぽ ぱぷ ひぇか──
少女はただにこにこと笑い、言葉を発することはなかった。
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ベンチに座っていた男は、不意にどこかへ飛ばされた。そこにいたのは仮面をつけた人々。
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そう思うのに、なぜか私はそれをクリーニングへ出すことを拒否できなかった。
──私を直して
[改 注文の多い料理店]
注意:この話は宮沢賢治『注文の多い料理店』をベースに、大幅に改変しています。
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