幼女思う。故に悪役令嬢なり。

 幼女は思う。

 大人になったらお姫様になろう。

 一般家庭の生まれの幼女にとって豪華な城で召使いにかしずかれるお姫様は憧れだった。

 そして、その夢は唐突に叶うことになる。

 幼女が鏡の前でごっこ遊びをしていると、いつのまにかそこに映っていたのは、何処かの令嬢の姿だった。

 新たな悪役令嬢の誕生である。
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