ピノキオは人間になった後、幸せだったのか?

木彫りの人形から人間になったピノキオは、父亡き後はたったひとりで質素に暮らしていた。
ある夜、そんなピノキオの家に旅人がやってきて「一晩泊めてくれ」と頼み込む。

あまり快く思えない男ではあったが、対価として金貨を寄越してくれたので、ピノキオは渋々ながら承諾する。
朝になると男は出立するが、ひょんなことからピノキオはまたしても旅人の男と出くわした。
そして、男はなぜかピノキオの気を引こうとしてきて、自分のことを話し始めた。
そして話を聞くうちに、ピノキオはあることに気づく。
この男が、最愛の父の死の遠因となった人物だという事実に…



童話のピノキオの後日談です
ストーリーや設定は原作や児童向け絵本、某ネズミの国などいろいろな媒体を混ぜ合わせて書いてます


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