Dracaena fragrans cv."Massangeana"
──僕の枷を外してくれたのは、僕を買ったわるいひとでした。
五百万で買われた性奴隷の少年。謎の男に連れられて家に向かうが、そこは想像していた地獄とは程遠く、穏やかで暖かな空間だった。
出来立てのご飯、清潔な寝床、決して痛めつけられるようなことはなく、彼の気まぐれで時折性行為を強要されるだけの、性奴隷というにはあまりにも生ぬるい空間。
少年を拘束する枷は簡単に引き千切れそうなGPS機能付きのブレスレットのみ。それでも少年は、これまでの地獄から救い出してくれた男のもとから逃げ出すことはしなかった。
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