ねえ、君、死ぬ前に私と将棋しようよ
突然僕の背後から聞こえた声。振り返ると、そこには一人の女性。その正体は、まさかの死神。彼女は、僕と将棋をしたがっているのです。
「僕、今から自殺する予定なんですけど」
「知ってるよ? だから、死ぬ前に将棋指そうと思ったんだ」
「……あなた、頭大丈夫ですか?」
「えっと。特に問題はないはず、だよ?」
これから自殺する予定の僕と死神である彼女との将棋。紡がれる思い。
どうして僕が自殺をしようとしていたのか。どうして彼女は僕に将棋を挑んできたのか。最後に分かる、二人の共通点とは。
ハチャメチャで、アワアワで。そして、アマアマな二人の物語。
将棋を知っている方でも、もちろん知らない方でも楽しめる作品を目指します!
表紙のイラストは、徒人(とびと)様からいただきました。
徒人(とびと)様のTwitter → https://twitter.com/tobito_sosaku
自ら命を絶とうとするほど深い絶望を抱えている主人公の語りが、どこか優しさを含んでいる点にまず惹きつけられました。
その語り口が、彼の痛みを一層際立たせると同時に、読者の共感を呼ぶ大きな要因になっていると感じました。
そんな彼の前に、死神であるヒロインが登場することで世界が一変する瞬間がたまりませんでした。
この死神がとてもフレンドリーで、上から目線ではなく、主人公と同じ目線で語りかけるというのがとても新鮮でもありました。死を象徴する存在でありながら、まるで親しい友人のように接するその姿に、これまでの死神像とは一線を画す個性を感じました。
物語を通じて、死と生の境界にいる主人公の心の変化が丁寧に描かれており、それを導くヒロインの存在が温かく、重いテーマを扱いながらも、優しさと希望を感じさせてくれる一作でした。
すごくジーンときました。そして明るい掛け合いの中にどこか切なさを感じました。なんでだかは自分でも分かりませんが、持っている文体の力なのかもしれません。とそこは置いておきまして、キャラクターがとても魅力的でした。そして、将棋には詳しくないのですが、楽しく読むことができました。後味もよく、スッキリとした気分です。2人の幸せを願って。ありがとうございました。
こんにちは。
タイトルに惹かれて読み始めたのですが、すぐに世界観とキャラの掛け合いに引き込まれました!
「死にたい少年」と「将棋を指そうとする死神」っていう出会いの掴みが最高で、
重いテーマなのに、テンポやセリフにユーモアがあって、読んでいて自然と心が温かくなりました。
特に、死神ちゃんのキャラがめちゃくちゃ好きです!テンションの高さとじんわり優しいところのギャップが最高でした。
今後の展開もすごく楽しみです。
応援しています!更新頑張ってください!
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