植物園 小説一覧
小説AI検索
5件
1
冠の花は、まだ咲き終わらない
「完璧じゃないものを、わざわざ残す意味なんてないでしょう」
完璧な一枚を追い求める写真家・御厨璃子は、閉園を迎える故郷の植物園を記録するため、十五年ぶりに町へ戻ってきた。
そこで出会ったのは、蕾、満開の花、そして咲き終わろうとする花を一本の茎に同時に抱く、不思議な花「パイナップルリリー」。
花言葉は「完璧」「完全」。
そしてその花には、亡き祖母が残した小さな言い伝えがあった。
「昨日咲いた花も、今日咲く花も、明日咲く花も、全部合わせて一本の花なんだから」
言えなかった謝罪。
取り戻せない時間。
完璧になるまで帰れなかった自分。
一輪の花と一枚の写真が、璃子に問いかける。
本当の「完全」とは、いったい何なのか。
パイナップルリリーの花言葉から紡ぐ、後悔と記憶、そして再生の物語。
2
クスノキとアベリア
まだ雨の足音が聞こえない六月初旬に男たちによってなにかが廃棄された。そのなにかには意思があり自分の人生を終えようと瞳を閉じた。……しかし通りかかった男、楠 麗也は生い茂った草木のおかげで再生していくなにかを運んで、問いかける。
記憶が戻った彼は自分はAB77―2005と名乗るが、楠によって阿部 稔と命名され、ネイチャードールという名目のもとで人間として生きていく術を、植物を通して学んでいく植物BLの始まり。
(*が性的描写となっていますのでよろしくお願いします)
3
宇宙魚と地球蝶
人類が地球を捨て宇宙へ旅立った遠未来。
衛星都市に住む気弱な少年は、夏休みに廃墟の植物園に忍び込むも、そこは瑞々しい植物で溢れていた。
さらには植物に詳しい不思議な老人がおり、少年を快く出迎えるのだが……。
ひと夏の冒険を描いたSF短編。
イラスト:芭柳 銀糸(@makkoukujirano2)様
4
幻獣士の王 ーとある魔性植物園ー
本編【幻獣士の王と呼ばれた男】の外伝です。本編はまだ完成していませんが…。
本編に出て来るリベルタという街の魔性植物園のお話。
人気がなく新しい植物を仕入れる余裕がなく、成果が出せずに予算を減らされて存続の危機を迎えていた。
そこにのちに幻獣士の王と呼ばれることになるレナードが、変異種の生存率向上策をギルドへ報告したことをきっかけに冒険ギルドに巻き込まれた。
動物好きの職員が暴走して、魔性植物園なのに、『幻獣ふれあい園』として有名になってしまった施設のお話し。
園長目線と観察者目線をメイン書く予定です。
※本編と内容が重複する部分がありますが、植物園目線で書いています。
この作品単独でも読めるように書く予定です。
5
ガラスの庭園にて
彼女は姿形を変えながら、時代を超え永遠の時を生きる。 そんな彼女は刹那の幸福に憧れ、永遠の死を求めた。
5件