ビスクドール 小説一覧

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古道具屋・伯天堂、千花の細腕繁盛記

明治は文明開化の頃より代を重ねている、由緒正しき古道具屋『伯天堂』 でも店を切り盛りしているのは、女子高生!? 九坂家の末っ子・千花であった。 なにせ家族がちっとも頼りにならない! 祖父、父、母、姉、兄、みんながみんな放浪癖の持ち主にて。 あっちをフラフラ、こっちをフラフラ、風の向くまま気の向くまま。 ようやく帰ってきたとおもったら、じきにまたいなくなっている。 そんな家族を見て育った千花は「こいつらダメだ。私がしっかりしなくちゃ」と 店と家を守る決意をした。 けれどもこの店が……、というか扱っている商材の中に、ときおり珍妙な品が混じっているのが困り物。 類が友を呼ぶのか、はたまた千花の運が悪いのか。 ちょいちょちトラブルに見舞われる伯天堂。 そのたびに奔走する千花だが、じつは彼女と九坂の家にも秘密があって…… 祖先の因果が子孫に祟る? あるいは天恵か? 千花の細腕繁盛記。 いらっしゃいませ、珍品奇品、逸品から掘り出し物まで選り取りみどり。 伯天堂へようこそ。
キャラ文芸 完結 長編 R15
感想数 0 文字数 222,859 最終更新日 2025.04.20 登録日 2024.12.31
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マリィの人形

貧民街に暮らす独りぼっちの少女・マリィはがらくたの中でビスクドールを拾う。 人形は突然しゃべり出し、願いをかなえてくれると言う。 『魔法をかけてあげるから、代わりに何かちょうだい。たとえば……そうね、あなたの髪とか』
ホラー 完結 短編
感想数 0 文字数 6,487 最終更新日 2026.08.09 登録日 2026.08.09
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悪役令嬢人形譚〜病弱令嬢と眠らない人形〜

十三歳の侯爵令嬢、オフィーリア・フォン・メルツェンは、生まれつき身体が弱かった。 家族から深く愛され、守られ、大切に育てられてきた彼女は、高熱で生死の境をさまよったある日、前世の記憶を取り戻す。 そこで初めて気づいた。 自分はこれまで、何ひとつ自分で決めてこなかったのではないか、と。 歩くことも。 本を読むことも。 友人へ手紙を返すことも。 誰かに会うことも。 すべては「あなたのため」という言葉とともに、家族が先回りして決めていた。 そんなオフィーリアのそばに、幼い頃からずっといる一体の人形があった。 濃いブルネットの髪。 淡い水色の硝子の瞳。 そして、横にしても決して目を閉じない、不思議な人形。 やがて祖父母の屋敷で療養することになったオフィーリアは、その人形が本来は眠る仕掛けを持つ「スリープアイ」の人形だったことを知る。 修理のために人形の身体を開くと、その中から出てきたのは、古い護符といくつもの祈りの言葉。 『元気になりますように』 『病に苦しみませんように』 『丈夫な身体になりますように』 そして最後に残されていたのは、 『いつまでも私のそばにいてくれますように』 という、母の願いだった。 これは、呪われた人形の物語ではない。 愛されながらも、その愛に包まれすぎていた少女が、自分の人生を自分で選ぶことを覚えていく物語。 そして、長いあいだ眠れなかった人形とともに、 病弱令嬢オフィーリアが「自分で生きる」ことを始めるまでの人形譚。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 26,591 最終更新日 2026.08.12 登録日 2026.08.12
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