青空小説一覧
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ふとした瞬間にあの日の記憶が思い出される。
幸せはそのときに何を思いだしてどういう気持ちになるのか
満たされたのか、それともまた心をすり減らしてしまったのか
そういうところで決まってくるのかな
文字数 810
最終更新日 2023.10.13
登録日 2023.10.13
「俺と冒険してみない?」
そんな言葉に誘われて、私は空の上にいた。
先週、会社が倒産して失業してしまった。
ある日の朝、出社したら「父さん」のお知らせが扉に張られていた。
呆然とする私たち社員の群れの中で、同期の松浦が唐突に、元気な声で「今こそ冒険の時だ」なんて言い出したのだ。
その声で正気に戻り、てんでバラバラに散っていく元社員たちの消える背中に、私も追随しようとしたけれど時遅く、松浦につかまってしまった。
そして、冒頭に戻る。というお話。
別サイトにも同時掲載。
文字数 3,160
最終更新日 2021.10.23
登録日 2021.10.23
染み渡るような群青もて、幻想の虚空のなかへ
包括惑星の管轄者は話し合う。伝聞する『群青圏』とはなんであるのか。それはどのようなものであるのかと。
※幻想小説風味の掌編です。内容というよりか読後感重視のものとなっております。
意味不明と感じた方、正常な感覚です。
※所々、筆者の主義主張がでてきますが考証の余地のあるものではありません。筆者は馬鹿だからです。
※本作は用法用量を守って読了されたとしても創作物の効用を保証しない可能性があります。
文字数 3,988
最終更新日 2021.07.21
登録日 2021.07.21
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