ファンタジー 寿命差 小説一覧
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3件
1
ものぐさエルフは面倒ごとを避けて手堅く生きたい ~前世は三児の母でしたが、今世は筋肉鍛えて冒険者やってます~
成人したばかりのエルフ、アルフレート。彼は、十五年目のベテラン冒険者として人族の街レコルナスで暮らしている。
宿代を気にし、屋台飯に釣られ、面倒な依頼には露骨に嫌な顔をする。
危険な冒険より、温かい食事と安心できる清潔な寝床。
前世の記憶の影響か、生活の妙なところだけ手慣れた彼は、綺麗なお姐さんに甘やかされ、首から下がエルフじゃないとからかわれ、仲間に叱られ、呆れられながら、今日もなんとか冒険者をしている。
薬草採取、護衛依頼、商人との交渉、冒険者ギルドの面倒事。
種族ごとの常識、人族の街での仕事の作法、暮らしを支える魔法や道具。
少しずつ認識のずれをすり合わせながら、ちゃんと回っている街の中に、少し変なエルフが混ざっていく。
冒険者の仕事から生活インフラ、社会の隙間で起こる面倒事まで。
暮らしを少しずつ快適にしていく、17年の物語。
ゆるめの転生冒険者日常ファンタジー。
※魔物の解体、娼館や花街に関する話題、現代ネタ、時折下ネタを含みます。
直接的な性描写はありませんが、R15相当の表現があります。
※本作はフィクションです。
※小説家になろうでも書いています。(話数はアルファポリスのほうが多いですが、1話の長さが異なり、あちらが少し先行しています)
※下ネタのぼかし方が異なります。
※話の区切り箇所を変えてありますので、あちらとは話数が異なります。
2
不老不死を探した勇者
魔王を討ち果たし、世界を救った勇者レオン。
人族の勇者、エルフの魔法使い、人族の僧侶、豹獣人の剣士――四人の長い旅は終わり、レオンは共に戦ったエルフのリュシアと結婚する。
湖畔の小さな家で始まった、穏やかな夫婦生活。
しかし十年、二十年と時が流れるにつれ、レオンは気づいてしまう。
自分だけが老いている。
皺が増え、髪が白くなり、剣を振る身体も衰えていく。一方、千年近い寿命を持つリュシアは、結婚した頃とほとんど姿が変わらない。
やがてレオンは、妻を残して死ぬことを恐れ、不老不死を求めるようになる。
東方の蓬莱山に伝わる霊薬。
北方の黄金の林檎。
西方に伝わる不死の蟠桃。
かつての仲間たちと再び世界を巡る勇者だったが、どの伝説にも求めていた答えはなかった。
そして一人、また一人と仲間たちは世を去っていく。
ついに老いた勇者が最後に縋ったものは、不老不死ではなく――輪廻転生だった。
「もし生まれ変われたら、ここへ帰ってくる」
妻と最後の約束を交わし、勇者は八十四年の人生を終える。
それから十年。
エルフの妻が一人で暮らす湖畔の家に、見知らぬ十歳ほどの少年が訪れる。
少年は彼女を見上げて、たった一言こう言った。
「ただいま」
これは世界を救った英雄が、永遠を探し続けた末に、「帰る場所」の意味を知る物語。
3
君が遺した種子は、森には還らなかった。──世界を滅ぼす不老不死の夫へ、余命1000年のエルフが最期の奇跡を遺すまで──
私が遺せるのは、命を削る優しい嘘だけ。
『──勇者が絶望したその時、魔王は復活し世界を喰らい尽くす』
かつて世界を救った人間の勇者・バロウは、魔王の呪いにより「愛する者を失い、絶望すれば世界を滅ぼす不老不死の時限爆弾」へと成り果てた。
世界から迫害された彼の手を引いたのは、共に戦ったエルフの魔法使いフィア。
彼女は彼を絶望させないため、誰よりも深く彼を愛し、外界から隔絶された森の奥で、二人きりの穏やかな日々を紡ぎ始める。
しかし、永遠を生きる彼に対し、エルフの彼女には「寿命」があった。
エルフの理に従い、光となって何も遺さず消えてしまえば、たった一人残される彼は必ず絶望し、世界は終わる。
だから彼女は、エルフの理に反逆する。
自分の命と五感を削り落とし、彼の手の中に絶対的な『愛の証(種子)』を遺すという、禁忌の研究に手を染めた。
味がしなくなったシチューを「美味しい」と微笑み、
ほとんど見えなくなった目で彼の輪郭を見つめ、
火傷の痛みも感じない手で、彼に「ずっと一緒にいるわ」と優しい嘘を吐き続ける。
これは、世界を滅ぼす不器用な夫と、彼を絶望させないために世界を敵に回した妻の、千年にわたる残酷で美しい『嘘』の物語。
全15話完結。毎日投稿 全話予約済みです。
※本作は非常に重く、切ない、純愛ダークファンタジーです。手軽な『スカッと』や『爽快感』を求める方にはお勧めできません。
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