ファンタジー 実は主人公最強小説一覧

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 僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。  実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。  そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。  なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!  そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。  だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。  どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。  一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!  僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!  それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?  待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ! ※第○話:主人公視点  挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点  となります。
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文字数 162,883 最終更新日 2023.05.28 登録日 2023.05.13
 勇者テラスパーティーの役立たずとして有名な荷物持ちアイン。  戦闘能力が全くないアインの唯一の長所は「収納魔法」の容量が人より少し大きいというものだった。  普段からパーティーメンバーや冒険者仲間にバカにされて来たが、それでも仲間の為にと予備の装備や回復アイテムを運んでいた。  だが強大な敵と対峙したときテラスたちはアインを囮に逃亡してしまう。  絶望の中、懸命にモンスターと戦うアインはいつの間にかモンスターよりも強くなってしまっていた。  その結果―― 「燃やし尽くせ! ファイアボール!」 「収納魔法」 「オ、オレのファイヤーボールが収納された!?」 「どけっ! 我が伝家の宝刀の切れ味を受けてみよ! 一の太刀! 空刃!」 「人のいる場所で剣を振り回すものじゃない。これも収納魔法」 「おぃぃぃいいいいい! 剣返せよ! 伝家の宝刀ぉぉおおおお!」  これは勇者よりも剣聖よりも賢者よりも強くなってしまった、ただの「荷物持ち」の話である。
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文字数 1,028 最終更新日 2020.08.31 登録日 2020.08.31
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