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命令は「生きろ」だけでいい落ちこぼれ王子と反逆者たちの終焉戦記
王都の地下牢で、第二王子ユリウス・レインは処刑を待っていた。彼の罪は、国王暗殺未遂。証拠は揃い、味方は消え、王国中が彼を「無能な裏切り者」と呼んでいる。ただ一つ、誰も知らない事実があった。ユリウスには、相手の魂に刻まれた契約を読み取り、命令を現実にする禁忌の力――《王命》が宿っている。だが、その力で人を従わせた瞬間、命じた者の命が削られる。だから彼は、誰にも命令しなかった。処刑の朝、地下牢に四人の大罪人が集められる。笑顔で爆薬を投げる宮廷魔術師。金貨より速く剣を抜く女盗賊。魔王軍を一人で壊滅させた無口な獣人。敬語で毒を盛る聖女。彼らは全員、ユリウスにこう告げた。「殿下。私たちを仲間にしてください」「断る。俺はもう、誰も巻き込みたくない」「では、命令してください」「……命令は一つだけだ」王子が初めて口にした命令は、世界で最も簡単で、最も難しいものだった。
――生きろ。王国を裏切った五人の逃亡劇は、やがて王都を覆う巨大な陰謀と、歴史から消された“終焉の王”の復活へつながっていく。笑って、怒って、裏切って。それでも最後に隣に立つのは誰か。これは、最強の仲間たちが最弱の王子を王にする物語ではない。最弱だと思い込んでいた王子が、仲間たちの生き方をひっくり返す物語である。
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文字数 11,020
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.09.19
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『ある日、アイドルのライブ会場に一匹のエイリアンが侵入した』 ~美少女アイドル×殺人エイリアン~
20XX年。世はアイドル激戦区時代。
夢叶がリーダーを務めるグループは、激しい競争に苦戦を強いられていた。
もうアイドルになるのは、無理かな……
苦いことを考えながら今日もステージに立つ。
だがそんなある日、夢叶のライブ会場に一匹のエイリアンが侵入した。
興奮したエイリアンは、観客を無差別に襲撃し始める。
飛び散る血飛沫。千切れる手足。
観客の叫び声と殺人エイリアンの唸り声。
まごうことなき大ピンチ!
だが変化の激しい今の時代に求められるのは、臨機応変に対応する力。
夢叶はエイリアンを手懐け、ライブのアトラクションにした。
――そこから始まる『三人と一匹のキワモノライブ活動ストーリー』――
グループは瞬く間に話題に! ライブは超満員!
観客の間を練り歩く巨大な宇宙生物!
そのエイリアンの上に乗り、歌って踊るアイドル達!
摩訶不思議なニュースタイルアイドルグループ!
『気持ちのいい歌声』と『気持ちの悪い咆哮』の地獄デュエット!
ライブの合間にバックダンサーのダンスだと? 全員帰れ! 代わりに捕食ショーの始まりだ!
美味しいクッキーが置いてある楽屋? そんなもんいらねぇ! 危険生物でも壊せない頑丈な檻を持ってこい!
キュートなフリルのついた衣装? バカ言うな! 酸に耐性のある特殊装備を着る!
『エイリアン』×『美少女アイドル』の危々怪々異色ストーリーここに爆誕!
相容れない二つの事象が組み合わさり、化学反応を起こす。
異常が魅せる怪奇な世界へようこそ。ウェールカムトゥアンダーグラウンド。
(今なら抽選で『エイリアンの餌やり券』がCDに付属します。お求めはお近くの書店または、オフィシャルサイトまで。あなたのご応募待っています!)
*本小説は、他サイトでも投稿しています。詳しくはプロフで。
感想数 0
文字数 47,109
最終更新日 2023.04.12
登録日 2023.04.10
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