ファンタジー すっきり爽快エンド小説一覧

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 「お姉様、お姉様のエショデ頂戴」  クソデブの妹は自分の分を食べてもまだ食べたいのか、私のエショデを欲しがります。 いつもこうです。  『お姉様、お姉様のウーブリ頂戴』  『お姉様、お姉様のゴーフル頂戴』  妹はいつも私のお菓子を奪います。  男爵令嬢としての仕事をしてくれればまだ許してあげる事もできるんですがね、 妹はまったく仕事をせずただ食べてオナニーして遊んでるだけです。  たった1人の妹なのだからと今まで我慢していたけれど、私の中の何かがぷつりと切れたので もう我慢するの辞めました。  叔父様に頼んで妹を死ぬ事もなく永遠の飢餓を味合わせてあげる事にしました。  叔父様は私に男爵としての仕事を押し付け遊んでるだけのお父様お母様を 裸足で永遠に砂利道を歩き続ける罰を与えてくれました。 死ぬ事も終わりも絶対にありえません。 叔父様大好きすぎー。  「マーレット、お前のような残虐な女とは婚約破棄だ」  はぁ?えっ。はぁ?  私より優しい少女はいないのに、残虐扱いされて婚約破棄されました。  「叔父様~」  叔父様は私が呼ぶと0、2秒で現れ婚約者を永遠針を飲み込む罰を与えてくれました。  叔父様愛してる~。  私を虐げる者がいなくなったので、ざまぁする相手がいなくなり悲しいです。  誰でもいいので私を虐げてる事にしてざまぁしてやりましょう。 さぁ叔父様、私達のざまぁはまだ始まったばかりよ。
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文字数 11,709 最終更新日 2021.08.06 登録日 2020.11.29
 「フィアナ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「お前は実の妹のエリアリナを虐めていただろう」 虐めてません。  「俺様は真実の愛に目覚めたんだ」  「お前の妹のエリアリナを愛しているんだ」  「お兄様、この国を護ってる聖女フィアナになんて無礼で恩知らずな事を言ってるんだ」  馬鹿王太子はゴブリンに気に入られゴブリン汁を飲ませてもらう毎日が待っていました。  ゴブリンって趣味が悪いわね。いえ、ゴブリンのかってなのだけれど。  感度1万倍の快楽にノルベルトは耐えられるんでしょうか。  「かんどぉ、2まんばいっっぃぃぃ」  よっぽどノルベルトが気に入ったのかゴブリンが出すゴブリン汁はノルベルトの感度を 2万倍にまで押し上げました。  ノルベルトがどうなろうとどうでもいいと思っていた私ですが ここまでされては健全な女子として興味がないわけがありません。  私もノルベルトを観戦に行きました。  「らめっもうらめぇなのぉ。いきすぎてもう出ないはずなのにまだでりゅのぉぉ」  ノルベルトはすっかり雌になっていました。  もう私はノルベルトを侮辱する気にはなりません。  最後までノルベルトの戦いを見届けようと思います。  戦えノルベルト。負けるなノルベルト。   私から婚約者を奪おうとした妹は蛇に丸のみにされて蛇の中から 「助けてお姉様。ごめんなさい。もうお姉様のものを欲しがらないから許して助けて」的な声が聴こえて来るけど 助けません。知りません。 今更謝ってももう遅い。 ------- 「俺の愛する妻フィアナが戻ってこない」 俺の愛する妻フィアナが戻ってこないけどきっと戻ってくると信じている。  俺は愛する聖女で妻のフィアナを愛しているし きっとフィアナも俺の事を愛している。 -------  私は明敏王子の称号を持つ第二王子ライモンドと愛し合い幸せです。  「俺の元に戻って来てくれると信じていた」  「当然でしょう。私は貴方を愛しているんだもの」  私とライモンドはハッピーエンド。  私から婚約者を奪おうとした妹はバッドエンド。 私に婚約破棄を告げたノルベルト? ノルベルトはなんだかもう人間の限界突破を目指してるので見守ります。
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文字数 1,124 最終更新日 2020.12.30 登録日 2020.12.30
 「エリザベル、お前とは婚約破棄だ」  慰謝料はきっちり3億カッパー貰いますよ。  「ふん、誰がお前なんかに3億カッパーも払うか。100万カッパー恵んでやるからそれを卑しく拾え乞食が」  馬鹿が、100万カッパーは慰謝料とは別にして今回の詫び料として頂くわ。 今更返してくれといってももう遅い。絶対返さない。 「聖女の資格も剥奪だ。お前は聖女にふさわしくない」  えっ。私が聖女の仕事辞めればルルポル王国は滅びますよ。  敵国の王太子に正当な評価を受け月給30倍で聖女やれることになって無駄な労働時間も減りいいことづくめです。 王太子には溺愛されるし、とにかく私は幸せです。  私がいなくなったルルポル王国は放っておいても滅ぶのでしょうが、敢えて滅ぼしにいきます。  そりゃあ夫の敵国ですからね。容赦なく滅ぼしますよ。  元婚約者のよしみで助けてくれ? 甘えるなクズが。元婚約者を殺し心残りもなくなりますます幸せな生活が始まります。 王太子妃聖女はサイコーです。このままてっぺん取りますか野郎ども。  私はこんな所では終わらない。大陸のてっぺん取れば、大陸超えててっぺん取れば 次は宇宙でてっぺん、異世界でてっぺん。 王族貴族というのはてっぺん目指さず呼吸ができない生き物なんです。 呼吸できずに死ぬぐらいなら呼吸をして死にましょう。
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文字数 901 最終更新日 2020.11.23 登録日 2020.11.23
「コルネッサ、お前に婚約破棄を告げる」  はぁ?そんな事言われても困りますと言いたいが、言えません。  対等ではない関係だもの。  私に非は思い当たらないが、男爵令嬢と公爵令息の関係は、公爵令息が婚約破棄だと言えば 逆らう事もできず婚約破棄されるしかない。そういうものなのよ。  「私何か貴方の気に入らない事でもしたかしら」  「何もしてないさ」  何もしてないのに、何もしてないからこそ婚約破棄されました。  ベリザリオ公爵令息の婚約者になり落ち着いた私は、ベリザリオにはつまらない少女になったようです。  リンピオ子爵の首を取った事からベリザリオに面白そうな少女だと期待されたのですが、 リンピオ子爵と戦う事を決めたのは友達のブリエレナ公爵令嬢です。  婚約破棄された理由の1つは、ベリザリオに近づいたブリエレナはブリエレナに媚を売り、 私から婚約者の座を取ろうとしたからです。 ベリザリオはつまらない少女になった私よりはブリエレナを気に入り、妻にしました。  友達のブリエレナに復讐します。  何故友達の婚約者を奪うのでしょうか。  友達だからでしょう。  何故友達に復讐するのでしょう。  友達だからでしょう。  友達と認めあえる実力だからこそ、同じ地位を奪い合う関係になり、 憎み、殺そうとするのでしょう。  人類が存在する前から、恐竜でも悩み通って来た道です。 今更答えを求めなくてもとうに歴史が答えは出しているので、私達はどちらかが死ぬまで戦いを続けます。    
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文字数 1,294 最終更新日 2020.11.15 登録日 2020.11.15
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