恋愛 バッドエンドあり小説一覧
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車椅子の少女とその従兄の物語。
主人公補正とか、ご都合主義的な展開はありません。
第4話の序盤まで佐藤《さとう》おわりが主人公ですが、第5話からは田中《たなか》こおりが主人公になります。
ライブドアブログや、はてなブログにも掲載しています。
番外編に「クローゼットの中の幼女」と「崇拝される女神様の牢獄生活」「ベッドの上の花嫁」も収録されています。
文字数 32,011
最終更新日 2023.07.23
登録日 2023.07.03
自らの死期を悟った里見愛は、有名ピアニストが自らの人間関係を参考に乙女ゲームを作成してもらったと聞き、「生きた証が欲しい」と、入院仲間の鈴木勇と共にゲーム会社に直筆の手紙に認めた。二つ返事で乙女ゲームの作成して貰えることになった愛は、攻略対象となる気心の知れた友人たちに声を掛けてゲームへの出演交渉に奮闘する。
ゲームの作成が順調に進む中、愛の病状は悪化していく。かつて愛と同じ病気を抱えていた瀬尾輝跡は、「愛が死んだら生きている意味はない。攻略対象として選ばれた人間を全員殺してやる」と息巻いた。「溺愛ネクストデイズ」として商品化された乙女ゲームが流通し、実際にプレイした愛は最後にある人物への思いを吐露して病に倒れる。輝跡は宣言通り、攻略対象としてゲームに登場する男性達に襲いかかるが…。
(A軸・逆ハー・死ネタ・タグ必読)
※1P2000程度で視点変化
※8P登場人物のdieジェスト残酷表現有
※転生要素は最終Pのみ
※7月1日22時より毎日予約投稿、9日完結済
文字数 20,975
最終更新日 2022.07.09
登録日 2022.07.01
義妹の部屋のドアが開いている……。少しだけ、自然に開いてしまったかのような形で。
部屋から聞こえてくる声は、私の婚約者と妹の聞き取れない篭った話し声。
なぜ私の婚約者と話しているのか、なぜ部屋のドアを閉めていたのか。聞きたいことは沢山ある。
だが、聞こえてきたものはクスクス、クスクスと笑う義妹の声。
そして…………なにか、おかしな声……。
私は思わずドアを開けてしまった。それは私が望んでやった訳ではなく、ただ体が動いてしまっただけのだ。
開けなければ、あのような未来はなくて、私は今頃あの婚約者と結婚していただろう。彼の腕に抱かれて、幸せに酔いしれていたのだろう。
そこにいたのは、義妹の派手なピンク色のベッドの上で、乱れた服で抱き合いキスをしている2人だった。
私は信じていたのに。
…………やっぱり貴女は、私の全てを奪って行く。
※直接的な描写はございませんが、少し性的な表現があります。
文字数 29,886
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.05.13
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