恋愛 馬鹿王太子小説一覧
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拉致監禁されレイプされそうになったので、正当防衛でレイパーの四肢を切断してあげました。
「ハイナ・サッコマーニ!お前に婚約破棄を告げてやる」
「はぁ?」
「聖女の私を婚約破棄ですか。やれやれ、ヤヤナント王国は滅びるでしょうね。
どうなっても知りませんよ」
「黙れっ!お前は絶対に許さん。拷問処刑だ。パガーの痛みの4万分の1でも知ってから死ね」
「お姉様、タロスは私を愛してるんですよ」
「お姉様のような最弱聖女がいなくても、私がヤヤナント王国を護るのでお姉様は心配せず死んでください」
「助けてお姉様。お姉様の凄さが分かったわ。だからお願い助けて。一生のお願い」
「やれやれ、一生のお願いとは何度も使うものではありませんよ」
「初めて使うわお姉様」
「この女は何も悪くない」
「今までいじめられてもよく努力を欠かさなかったな」
「これからはお前は幸せになる時間なんだ」
私もイケメンに愛され幸せになる時間が来たようです。
今まで努力してきてよかったです。
妹は努力してこなかったので苦しんでいますが、自業自得でしょう。
文字数 1,782
最終更新日 2021.03.07
登録日 2021.02.23
「どうかこの馬鹿息子に農民の6歳並の知識をつけてやってくれ」
国王陛下に土下座され馬鹿婚約者の家庭教師をおしつけられてました。
パワハラですね。
私は聖女であって、貴方の馬鹿息子の家庭教師ではありませんよ。
パワハラカス陛下も、このままお咎めなしだとは思わない方がいいですよ。
相応の報いは受けてもらいますからね。
「もう嫌だ。なんで俺様が勉強なんてしなくちゃならないんだ」
聖女なのに馬鹿婚約者王太子の家庭教師の仕事をおしつけられてたのですが、
クズ婚約者は何からも逃げ出す努力しない向上心のないゴミカス野郎です。
「そうですか。そこまで言うならもう構いませんよ」
気づいてしまいました。
このゴミ婚約者に6歳並の知識をつけさせるより、もっと正しい方法があると。
「お前のような意地悪聖女とは婚約破棄だ」
はぁーーー。意地悪って。
24歳にもなった成人男性が言う言葉なのでしょうか。
婚約破棄されましたがむしろよかったようです。
私は今は尊敬しあえる相手と愛し合い幸せに暮らしています。
文字数 1,055
最終更新日 2021.01.06
登録日 2021.01.06
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