歴史・時代 頭脳戦 小説一覧

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長安文牒録 胡名唐牒

第13回歴史・時代小説大賞応募予定作。 日本歴史時代作家協会会員が贈る、唐代長安が舞台の本格歴史サスペンス。 唐・永徽六年(655年)。東西の商人が行き交う、天下の都・長安。 若き官吏・陸承簡は、ある事件をきっかけに、西市に残された不可解な記録を調べ始める。 ともに事件を追うのは、笑窪を浮かべる県尉・韓懐信と、商家の娘・安懐玉。 承簡は慎重に証拠を積み重ねる。懐信は気さくに人々の懐に入り込む。懐玉は商人の目で手がかりを拾う。 立場も考え方も違う三人の前に、一人の胡人をめぐる奇妙な食い違いが浮かび上がる。 胡名と漢名。二つの名を持つ男について、帳簿と証言がどうにも噛み合わない。 果たして、単なる記録の誤りなのか。 調べるほどに疑問は増していく。人々の思惑が交錯する長安の街で、小さな矛盾はやがて、思いもよらぬ事件へとつながっていく。 文牒は人を証明する。しかし、真実の行く末は。 承簡、懐信、懐玉は、筆に隠された謎を追う。
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破鏡の世に……(アルファポリス版)

 後漢王朝は、形ばかりのものになりつつあった190年後半。  曹孟徳(そうもうとく)による『徐州大虐殺』から姉弟たちと共に逃れ、逃れて荊州(けいしゅう)の襄陽(じょうよう)にたどり着いた諸葛孔明(しょかつこうめい)、16歳。  現在の趣味は畑仕事に掃除、洗濯に内職。裁縫も得意だ。星を読むのは天候予測のため。でないとご飯にありつけない。一応学問はさらっているが、それが今現在役に立っているかは不明。そして早急に必要なのは姉弟の腹を満たすものと、結婚適齢期を過ぎつつある二人の姉の嫁ぎ先!  性格は悪くないものの破天荒な姉弟たちによって磨かれた「おかんスキル」と、新しく親族となった一癖どころか二癖も三癖もある人々の中、何とかいかに平和に、のんびりと、無事にやり過ごそうと努力したもののことごとく失敗。 その上、一人の少女と出会う。 半身を追い求める孔明、幼い少女は自分を守ってくれる人、愛を求める。
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