歴史・時代 日本刀 小説一覧
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件
1
長かった戦が終わり泰平の世が訪れた大和。
数多くの侍たちが次なる戦場を求め海を渡った中、和泉雷志は残りのんびりとした生活を送っていた。
そんなある日、威蕗山(いぶきやま)に鬼が出たという噂が町に広がる。
退屈していた雷志は、鬼退治をするために単身で威蕗山へと向かう。
そこで出会ったのは、美しい蒼き肌をした鬼だった……。
文字数 21,895
最終更新日 2025.08.07
登録日 2025.08.04
2
【最終話追加しました】
突然お家が断絶し、離れ離れになった4兄妹。
長男新一郎は、剣術道場。次男荘次郎は商家。三男洋三郎は町医者。末妹波蕗は母親の実家に預けられた。
十年後、浪人になっていた立花新一郎は八丁堀同心から、立花家の家宝刀、「花ふぶき」のことを聞かれ、波蕗が持つはずの刀が何者かに狙われていることを知る。
十年前の陰謀が、再び兄弟に襲いかかる。
文字数 126,909
最終更新日 2025.06.07
登録日 2024.05.31
3
鍛治狂い――村瀬宗兵衛と呼ばれるその男は、尾張の片隅に炉を構え、人の依頼ではなく、自らの欲に従って刀を打ち続けていた。時は応仁の乱が終わり、諸国が割れ始める戦国前夜。将軍家は名ばかりとなり、有力大名もまだ確固たる権威を持たぬ混迷の時代。刀の需要は急増していた。
宗兵衛は領主にも侍にも頭を下げず、ただ「良い素材」と「使い手の技量」だけを見て刀を渡した。敵味方を選ばず、報酬にも興味を示さず、「この刀がどれだけ血を吸い、技を受け止めるか」にしか関心がなかった。
腕の立つ剣士ほど宗兵衛の刃を求めた。やがて、彼の刀をめぐって戦が動く。宗兵衛の作は、一度手にすれば離せぬ“業物”となり、持ち主が倒れれば、また別の強者の手に渡る。その刀が戦場を渡り歩くたび、宗兵衛は鍛冶場に戻り、記録帳にだけ言葉を刻む。
「また一振り、近づいた」
究極の一振りを求め、血と鉄を喰らいながら宗兵衛は今日も炉に火を入れる。そこに正義も忠義もない。ただ、斬るための刀だけが存在する。
文字数 19,668
最終更新日 2025.05.26
登録日 2025.05.17
4
侍がマゲを結い、峠の茶店には娘がいて――
山道に山賊が、街に人斬りが出るような時代と場所。
少女サヤとその付き人イオリがとある目的のために旅をします。
話しはいたって簡単。
少女サヤがとある想い人のために、探し物をし、ついでに悪い奴らを殴り飛ばす。
イオリはご飯を食べて鼻の下を伸ばす。
本作品は完成済、71,000字程度です。
文字数 71,001
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.04.23
5
文久二年(1862年)の終わり頃。刀剣商の相模屋伊助のところに、近藤という剣客が訪れる。名刀を求める彼に伊助は、あるひと振りの刀を売ろうと思うのだが……。
12000文字くらいの短編になる予定です。
文字数 12,159
最終更新日 2023.08.04
登録日 2023.08.03
6
宮本武蔵と佐々木小次郎。
ともに無敗を誇る2人の剣豪が、巌流島で相まみえる――!
「おのれ宮本武蔵! 貴様まさかこの大一番に遅刻するとは、さては臆したか! このうつけ者めが! 恥を、恥を知れ――!」
「だって寝坊したし……」
「寝坊だとぉ!?」
頭空っぽで読める女武蔵による新感覚ヒストリー!
文字数 7,141
最終更新日 2021.06.05
登録日 2021.05.31
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