児童書・童話 ライバル 小説一覧
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株式会社六年三組 ~社長って、なにをする人ですか~
国語、算数、理科、社会——そこに突然ならんだのは、【会社】という二文字だった。
六年生になった岩崎カイの学校で、その学年だけの特別授業がはじまる。クラスごとにひとつ会社をつくり、校内だけで使えるお金「校内円」を元手に、商品やサービスを考え、作り、売る。一年かけて、本当に経営する。買ってもらえなければ、つぶれる。
教室の勢いに押し出されて、カイは三組の社長になった。特別講師としてやってきた元経営者・神代は、カイにひとつだけ問う。「社長とは、何をする者だ」。カイは答える。「いちばんえらい人です。指示を出して、決めて、かせぐ人」。神代は、その答えを一年後にもう一度聞く、とだけ言い残す。
ライバルは二人。品質だけを信じる職人肌の一組社長・白石ハルトと、売れてこそ価値だと言い切る二組社長・桝井ナナ。二つの完成された答えのあいだで、三組だけが、自分たちの答えを持たないまま走り出す。
開店初日の大失敗。分裂しかけた仲間。届かない利益。約束を破って泣かせてしまった、一年生の男の子。 そのすべてを通って、カイはようやく気づいていく。社長とは、いちばん前に立って命令する人ではなく、誰かのやりたいことと、誰かの困りごとを、つなぐ人なのだと。
働くこと、売ること、あやまること、そして人にまかせること。
小学校最後の一年をまるごと使った、失敗だらけで、少しだけ誇らしい会社の物語。
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文字数 8,351
最終更新日 2026.08.04
登録日 2026.07.31
2
僕の夢は、名探偵!
宝石の街と呼ばれるルミナス市。世界中から名だたる怪盗が押し寄せるこの街では、子どもでも「探偵ライセンス」を取れば、事件の最前線に立てる。
僕の夢は、名探偵。
子ども探偵ライセンス試験の日、目の前に現れたのは、正体不明の大怪盗キャンドルからの本物の予告状だった。
「今から、パンドラの鍵を盗りに行く」
それが何を指すのか、誰にも分からない。
そこへ駆けつけた憧れの名探偵・エリが、受験者の中に犯人がいると言い放つ。あっさり指名され、事件は解決したかに見えた。
でも――これで、本当に終わりでいいのかな。
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文字数 4,387
最終更新日 2026.07.31
登録日 2026.07.31
3
ウラガワメッセージ
「そこで、今からみんなに画用紙を配ります。そこでみんなには、架空の……つまり、君たちが考えたオリジナルのお花を描いてもらいます。色鉛筆はちゃんと持ってきてるよね?持ってきてってお願いしたもんね?」
存在意義のよくわからない、道徳という名の授業。小学生の駆のクラスで出された課題は“オリジナルのお花と花言葉を考える”というものだった。
適当に当たり障りのないものを描いて終わりにしよう、とドライに考えていた駆は。いつも自分に突っかかってくるクラスメートの風汰が、うんうん唸りながら頭を抱えているのを目にして……。
感想数 0
文字数 5,368
最終更新日 2020.11.30
登録日 2020.11.30
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