ライト文芸 退職 小説一覧

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ライト文芸 完結 短編
十年間、会社に都合よく使われてきた。 資料を作っても、成果は営業担当のもの。 ミスを防いでも、「サポートだから」と評価されない。 誰かのために先回りして働くほど、里帆の仕事は“当たり前”にされていった。 きっかけは、大型案件の提案資料だった。 三か月かけて里帆が作り上げた資料を、営業担当は「僕がほぼ組み立てました」と言い、里帆は案件から外される。 ――この会社では、私の仕事は評価されない。 退職した里帆のもとへ、後日、取引先から直接連絡が入る。 求められたのは、会社では雑務扱いされていた「業務整理」と「資料設計」。 里帆が出した見積額は、月額九十万円。 そして、かつて自分を安く扱った元会社から助けを求められたとき、里帆は百二十万円の見積書を送った。 安かったんじゃない。 安く扱われていただけだった。 便利な人を卒業した女性が、自分の名前で働き、自分の値段を取り戻す。 静かな逆転のお仕事ストーリー。
24h.ポイント 710pt
小説 1,932 位 / 223,577件 ライト文芸 35 位 / 9,468件
文字数 11,710 最終更新日 2026.05.18 登録日 2026.05.14
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ライト文芸 連載中 長編
手が,透明になった朝があった。 メガバンクの法人営業職,27歳。 数字も評価も,悪くなかった。 「女性活躍推進」のモデルケースとして,期待されていた。 それなのに,得意先への訪問準備をしながら,名刺を持つ自分の手が,そこにない気がした。 辞めると言ったとき,上司は「もったいない」と言った。 先輩女性社員は「あなたが辞めたら,後輩が困る」と言った。 誰も,わたしのことを,聞かなかった。 向かった先は,川沿いの藍染工房だった。 言葉より手が雄弁な68歳の師匠。 7年で指先まで青く染まった,距離の縮まらない先輩職人。 核心を無自覚に突く,19歳の農家の青年。 今もメガバンクにいる,東京の友人。 藍は,急かさない。 甕は,答えを出さない。 発酵は,見ていない夜にも,続いている。 浸して,酸化して,洗い流して,また浸す。 何度繰り返しても,色が定まるまでの時間は,省けない。 停滞は,敗北ではない。 前進も,義務ではない。 変化を望みながら変化できない身体が,それでも藍の匂いの中で,今夜も息をしている。 痛みを知る人が,明日を急がずにいられる物語。
24h.ポイント 0pt
小説 223,577 位 / 223,577件 ライト文芸 9,468 位 / 9,468件
文字数 48,853 最終更新日 2026.05.11 登録日 2026.04.12
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ライト文芸 完結 短編
 最後の日というものは、案外こんなふうなものなのかも知れない。  予想外にカッコ悪く、切なく…… でも無事に、ちょっと爽やかに時が過ぎてくれれば、もうそれ以上のものを私は望むまい。  そんなお話しです。あ、題材的にはシモネタなんですけど……
24h.ポイント 0pt
小説 223,577 位 / 223,577件 ライト文芸 9,468 位 / 9,468件
文字数 1,970 最終更新日 2021.07.21 登録日 2021.07.21
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一般文芸よりもライトで読みやすい青春小説や感動小説などのライト文芸が満載です。
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