ライト文芸 専業主婦 小説一覧
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3件
1
専業主婦十年、夫と息子に「何もしてない」と言われたので、自分の名前で稼ぐことにした
「お母さん、何もしてないじゃん」
小学四年生の息子に言われた。翌朝、夫も言った。そっちは家にいるだけだろ、と。
専業主婦十年。渡される生活費は白い封筒の月3万円。家の通帳は見たこともない。
期限切れのファンデーションを塗り、フォロワー48人のアカウントに写真を上げた。「ダメ出しお願いします」。止まらない通知の中に、短い返信が一つ。
――ひとつずつでいいよ。
早朝の新聞配達に、時給1200円の品出し。夜は簿記の参考書を開いた。額面22万円の雇用条件通知書。初めてのPR案件は、2万5千円。
その秋、夫が昼に誰と会っているかを知った。離婚届は12月24日。
一年後、私の会社の月商は500万円、フォロワーは200万人。港区のタワーマンションの鍵は、私の名前で受け取った。
「家にいるだけだろ」と言った人が、その数字を口にする番が来る。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
全9話。
2
「毎月50万円使える専業主婦」の私を妬んで夫に手を出した親友は、翌月から私の「手」になりました
街頭インタビューで、自由に使えるお金は「月に50万円は、ないと」。年齢は「40代です」。
フォロワー100万人の配信者・阿部晴実の暮らしは、タワマンの2戸に家事代行、娘の世話は義母まかせ。人生最大の挫折は、ダンスの振り付けが覚えられないこと。
「晴実って、ほんと生まれが違うよね」
カヌレをつまんでそう言う親友・涼花は、もとは晴実のフォロワーだった。その涼花が、ある日、声の高さを変えて頼む。
「ご家族に、会わせてくれませんか」
晴実は「いいよ」と答え、夫の恭平を紹介すると、翌日から10日間の「海外」へ。
留守の家に通い、娘と義母に贈り物を重ね、会社まで辞めた涼花。けれど帰国の日、晴実の家族は誰ひとり、彼女のほうを見なかった。
夫を奪ったつもりの親友が、二日間寝ないで調べてたどり着いたのは、思ってもみない答え。
そして月末には、一枚の明細が待っている。
全八話。
3
世界一可愛い私、夫と娘に逃げられちゃった!
私、依田結花! 37歳! みんな、ゆいちゃんって呼んでね!
大学卒業してから1回も働いたことないの!
23で娘が生まれて、中学生の親にしてはかなり若い方よ。
夫は自営業。でも最近忙しくって、友達やお母さんと遊んで散財しているの。
娘は反抗期で仲が悪いし。
そんな中、夫が仕事中に倒れてしまった。
夫が働けなくなったら、ゆいちゃんどうしたらいいの?!
退院そいてもうちに戻ってこないし! そしたらしばらく距離置こうって!
娘もお母さんと一緒にいたくないって。
しかもあれもこれも、今までのことぜーんぶバレちゃった!
もしかして夫と娘に逃げられちゃうの?! 離婚されちゃう?!
世界一可愛いゆいちゃんが、働くのも離婚も別居なんてあり得ない!
結婚時の約束はどうなるの?! 不履行よ!
自分大好き!
周りからチヤホヤされるのが当たり前!
長年わがまま放題の(精神が)成長しない系ヒロインの末路。
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